水泳・自転車・マラソンで226kmを駆け抜ける!過酷なアイアンマンレースとは?
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トライアスロンの中でも最長の『アイアンマンレース』をご存知でしょうか?水泳3.8km、自転車180km、長距離走42.195km、総距離約226kmを走破するという壮絶なレースです。
トライアスロンが始まったのは1976年。その時はまだミニトライアスロンが行われていて、距離は水泳0.4km、自転車8km、長距離走0.4kmでした。
翌年の1977年、アイアンマンレースが誕生しました。きっかけはアメリカ軍のパーティで
「ワイキキビーチの遠泳大会3.8kmとオフア島一周バイクレース180kmとホノルルマラソン42.195kmのどれが一番過酷か?」
という話しをしているときに、
「じゃ、3つともやったら過酷さが分かるだろう」
というその場のノリだったとか。いかにもアメリカらしい寛大なノリですね!
出典:IronmanTriathlon
日本ではあまりポピュラーな競技ではないですが、なんと、日本にはアイアンマンレースの最高齢の記録保持者がいます。稲田弘さんという方です。
稲田さんは60歳から水泳の練習を始め、69歳で自転車の練習を行い、70歳でトライアスロンに初挑戦。76歳の時にアイアンマンレースに初挑戦しました!
「努力すれば必ず成長できる」
という楽しさに魅入られ、毎年、アイアンマンレースに挑戦しています。
そして2016年のアイアンマンワールドチャンピオンシップ・コナ大会において83歳11カ月で完走という快挙を達成しました!合計約226kmのレースでタイムは16時間49分12秒でした。
その強さの秘密はアスリート顔負けの練習量とポジティブシンキング。
稲田さんの1週間の練習日程を見ると、週に4回は水泳を3km泳ぎ、自転車は年間を通してトップアスリートと同じ250km以上を走り、長距離走は週に40km以上走ります。しかも、強靭なメンタルも武器となっており、「やればできる」が口癖なんだそうです。
出典:IronmanTriathlon
海外ではボランティアスタッフが5000人以上も集まり、オフィシャルエキスポも70件以上集まるほど人気のアイアンマンレース。日本では、2015年6月に長崎の五島列島で行われました。
参加者は約700人で、海外ほどの盛り上がりは見せていないものの徐々にレースに参加する人が増えています。
壮絶な226kmをいきなり走るのはさすがに無理があると思いますが、ハワイやケアンズでその盛り上がりを体感してみてはいかがでしょうか?
日本では2017年6月11日に愛知県知多市で行われます。ぜひ、過酷なレースをその目に焼き付けてください!
[文/grape編集部]