不機嫌な顔のせいで里親が決まらなかった犬 飼ってみたら最高に楽しかった
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たくさんの動物が暮らす動物シェルターでは、ウェブサイトやSNSなどに動物たちの写真を公開して里親を募っています。「ペットを飼いたいな」と思う人はまずそれらの写真を見て、気に入った動物を実際に家族として迎えます。
人も動物も、見た目の第一印象は大切。ですが、時にはその『見た目』が誤解を与えてしまうこともあるのです。
不機嫌そうな顔だから?誰も興味を持ってくれない!
アメリカのアリゾナ州のシェルターに保護されていたオスのピットブル『シェルドン』は、とても人懐っこくて愛らしい性格の犬。保護された時、すでにお手などができたことから、誰かに飼われていたようです。
しかし、シェルターを訪れる人たちの中でシェルドンに興味を持ってくれる人はいなかったのです。その理由は…この表情!
不機嫌そうに見える表情のせいで、なかなか里親が決まらなかったのです。
シェルターでボランティアをしているヘザーさんは「これじゃあシェルドンが可哀そう。何とかしなくちゃ!」と思い立ちます。作戦はこう。あえて彼の表情の特徴をつかんだ写真を撮って、シェルターのFacebookに投稿したのです。すると、その投稿が大ヒット!
表情のせいで「なんだかこの犬、性格が気難しそう」と誤解されてしまうシェルドンのために、あえてそのユニークな顔が魅力だということを猛アピールしたヘザーさん。
するとこの投稿が、地元に住むエミリーさんという女性の心をつかみました。彼女はシェルドンの写真を見た翌日、すぐにシェルターにやってきました。そしてシェルドンに会った瞬間、うれしそうに飛び跳ねる彼のフレンドリーな性格にひと目ぼれ。
その場ですぐに里親になることを決めたのです。
エミリーさんの家族となり、彼は『キャス』という新しい名前をもらいました。
すっかり新しい家に慣れた様子のキャスは、予想どおり豊かな表情でみんなを楽しませているそうです。こんな顔をされたら、何枚でも写真を撮りたくなってしまいますよね。
エミリーさんの生活にたくさんの笑いを運んできてくれたキャス。『不機嫌そうな顔』で有名になりましたが、今では可愛らしい笑顔もたくさん見せてくれるようになったそうです。
素敵なママができて本当によかったね、キャス!
[文・構成/grape編集部]