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「大吟醸」「純米酒」「本醸造酒」の差は?16種類の「日本酒の種類と違い」を解説

By - ウチコト  公開:  更新:

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精米歩合って何?

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上記8種類のお酒の説明の中ででてきている、「精米歩合」とは、製造に使う米の芯の部分の割合を指します。

例えば、「精米歩合70%」と表記されていた場合、その酒は、玄米の外側30%をぬかとして廃棄し、内側の70%を原料に使っているということになります。精米歩合50%といったように数値が低ければ低いほど、高品質だと言われています。

磨いていない米(精米歩合の数字が高い)ほど「味わいの深さ、米の香り、重さ、鈍重さ、くどさ」などが目立ち、磨いた米(精米歩合の数字が低い)ほど「すっきりさ、香りの華やかなさ、軽さ、薄さ」といった特徴が目立ってくるそうです。

もちろん好みには個人差がありますので、飲み比べしながら味を確認し、自分にあった精米歩合を見つけてみてください。

<日本酒の種類9,10>普通酒(一般酒)(アルコール添加有り)

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上の1~8の特定名称酒に分類されないものを、普通酒(一般酒)と呼び、日本酒全体の70%を占めているそうです。

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9, 普通醸造酒

原料:米・米麹・水・醸造アルコール
特徴:醸造アルコールの添加量が、本醸造よりも多いことが多い。

10, 増醸酒

原料:米・米麹・水・醸造アルコール
特徴:三倍増醸酒をブレンドした酒。三倍増醸酒とは、もろみの段階で、醸造アルコール、醸造用糖類を添加して、三倍に増やした酒のことです。

製品状態や貯蔵期間などで分けた日本酒の種類

製品状態や貯蔵期間などでも日本酒は種類が分けられます。少しだけご紹介します。

<日本酒の種類11,12,13>火入れの有無とタイミング

以下の日本酒は、製品にするまでの火入れの回数とタイミングで種類が分けられています。火入れとは、低温殺菌のことで、酒の中の「酵素の停止」「雑菌の死滅」を目的とし、火入れすることで安定した酒を造ることができると言われています。

通常の日本酒

【絞り】ー<火入れ>ー【貯蔵】ー<火入れ>ー【製品】

11, 生貯蔵酒

【絞り】ーー【貯蔵】ー<火入れ>ー【製品】

12, 生詰め酒

【絞り】ー<火入れ>ー【貯蔵】ーー【製品】

13, 生酒(本生)

【絞り】ーー【貯蔵】ーー【製品】

生酒は「本生」になります。本生は味の劣化スピードが速いので、蔵所がある近く以外で飲むことは困難だと言われています。また、「生酒」は通常の日本酒と違い、フレッシュな味わいと香りが特徴的だそうです。

<日本酒の種類14,15,16>貯蔵期間で分ける

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以下の日本酒は、貯蔵期間の長さで分けられています。

14, 新酒

製成後間もない日本酒(一般に製成されてから加熱処理前の状態、または製成後半年ぐらいの期間を新酒と呼ぶそうです。)

15, 古酒

製成後1年以上貯蔵された日本酒の種類です。

16, 長期貯蔵酒

長期間にわたり貯蔵して熟成させた日本酒の種類で、長期熟成酒とも言われます。熟成香、古酒香が特徴です。一般的には製造後3年以上経過した日本酒で、貯蔵期間を表示したものが多いようです。

おわりに

今回は、16種類の日本酒の種類を簡単にご紹介しました。少しずつ特徴を書いてありますが、好みは個人差がありますので、気になるものを少しずつ試しながらお気に入りの日本酒を見つけてみてください。

参考:国税庁「清酒の製法品質表示基準」の概要

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出典
「大吟醸」「純米酒」「本醸造酒」の差は?16種類の「日本酒の種類と違い」を解説

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