わかりやすい!『発達障がいのある人たちへの支援ポイント』 札幌市の取組に注目
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
自閉症やアスペルガー症候群などの発達障がいをもつ人は外からはわかりにくく、「自分勝手」「接しにくい」と誤解を受けてしまうことがあります。
こうしたすれ違いの対応法をまとめ、発達障がいへの理解と支援をうながす目的で作成された冊子が「わかりやすい」「こうした取り組みは必要だ」との声を集め、大きな話題を呼んでいます。
札幌市で配布されている『虎の巻』
発達障がい者の乳児期から成人期までの一貫した支援を行っている札幌市は、市内限定で冊子『虎の巻シリーズ~発達障がいのある人たちへの八つの支援ポイント~』(以下、虎の巻)を作成、配布。
4月2日の『世界自閉症啓発デー』に合わせ、Twitterユーザーの1人がこの冊子を紹介したところ、多くの人の注目を集めました。
発達障がい者の困難、周囲が気にすべきこととは?