野沢雅子が語る『悟空の奇跡』 がんにおかされた少年に贈ったものとは?
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- 出典
- あるある晩餐会
grape [グレイプ] entertainment
大人気アニメ『ドラゴンボール』の主人公・悟空の声を演じている野沢雅子さん。
2017年6月17日に放送されたテレビ朝日系番組『あるある晩餐会』に出演し、悟空が起こした奇跡を語りました。
がんを患う少年に、悟空が贈ったもの
オーディションにて、原作者である鳥山明さん本人に悟空役として見出されたという野沢さん。
アニメのドラゴンボールが次第に人気を獲得してきた時、プロデューサーから1つの手紙を渡されたそうです。
それは中学生の息子を持つ、父親からの手紙。その少年はドラゴンボールが大好きで、「ベッドでいつも観ている。野沢さんのサインが欲しい」とつづられていたといいます。
手紙を読み進める野沢さんがショックを受けたのは、その子はがんを患っており、余命いくばくもないという事実。
野沢さんが手紙を受け取ったのは2月で、8月にドラゴンボールの映画公開が予定されていましたが、その少年が見られる可能性はないだろうと書かれていたそうです。
この手紙を読んだ野沢さんは、1つの決意をしました。
サインではなく、声を贈る
そして野沢さんが贈ったメッセージは、このようなものでした。
大好きな悟空から、力強いメッセージをもらった少年。
この言葉に勇気づけられたのでしょうか…医師と看護師についてきてもらい、劇場で映画を観ることができたと連絡が届いたそうです。
2月に余命いくばくもなかった少年が、8月に大好きなドラゴンボールを映画館で見られたという奇跡。このエピソードを知った会場は拍手喝采!
視聴者からも、賞賛の声が多く上がりました。
多くの人の心に残っているアニメ。特に長い年月愛されている作品には、人を救う力があるんですね。野沢さんと悟空に大きな拍手を送ります!
[文・構成/grape編集部]