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先生「お前は居残り」 生徒「国語の問題に、正直に答えただけなのに!」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

日本を代表する文豪の1人、太宰治。

『走れメロス』『人間失格』などの代表作で知られています。

そんな太宰の『走れメロス』についての思い出を披露したのは、ドミニア(@dominiasan)さん。

国語の授業で、先生からこう聞かれました。

※写真はイメージ

「メロスを書いた時の作者の気持ちを答えよ」

よくある国語の問題。しかし、投稿者さんは一般的な生徒とは違いました。

太宰好きの祖父が、投稿者さんに太宰についての知識を教え込んでいたのです!

祖父から聞いていた『走れメロス』を書いた時の太宰の気持ちを、正直に答えた投稿者さん。

「借金の担保に友人を置いていって、自分は金策どころか別の友人と将棋で遊んでた最低行為を美化して作ったものです」

なかなか刺激的な真実!

これに対して、先生は…。

「お前は夢がない。居残り」

理不尽!!!

残念ながら、祖父の知識は学校では通用しなかったようです。

このツイートに、多くの人がコメントを寄せています。

  • これは先生が悪い。教科書に載っている文豪の多くは、変人が多い。こんな人ばっかだよ。
  • 国語の「作者の気持ちを答えよ」という問題は嫌い。先生が「こう感じてほしい」という気持ちが正解ってことだよね。
  • この問題、苦手だった。だって、作者の気持ちなんて誰にも分からないから。

ちなみに、この理不尽な出来事に納得がいかなかったのは、投稿者さんの祖父も同じでした。

そして、こんな行動を起こしたそうです。

翌年から授業内容変更!!!

確かに「作者の気持ちを答えよ」という設問には、曖昧な部分が多く、問題視されることもあります。

教科書に著作が掲載されている作家が、孫に「この作品を書いた時、どんなことを思っていたの?」と聞かれ、「金がなくて来月の家賃が払えるかひやひやしながら書いていたんだよ」と答えたという笑い話も存在するほど。

いま以上に、破天荒な人が多かったといわれる昔の文豪。

彼らの作品に関する設問で「作者の気持ちを答えよ」と尋ねるのは、少々野暮なことなのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@dominiasan

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