「夫婦の愛のかたちは色々」 穏やかそうな2人の意外な肩書きとは
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2020年に開催される『東京パラリンピック』。アスリートにとっては、特別な思いを持って待ち望む夢の舞台です。
そこに向けて、同じ目標を持って二人三脚で歩む夫婦がいます。
同じ境遇の中で、運命の出会い 廣瀬 悠・順子夫妻
リオパラリンピックに夫婦そろって出場した柔道の廣瀬 悠(はるか)・順子夫妻。
仲むつまじい2人には、柔道家だけではなく、別の共通点もありました。
夫の悠さんは高校2年生の時に緑内障が発覚し、徐々に視力が低下します。妻の順子さんは大学時代に成人スティル病を発症。後に病気は完治したのですが、その影響で視力を失います。
そう、2人は目が見えづらく矯正しても治らない『弱視』という共通点があるのです。
それでも、2人は小学生時代からやっていた柔道を続けることを決意。視覚障がい柔道の道を選びます。
そして視覚障がい者柔道の合宿で知り合う2人。
ハンディを持ちながらも、誰とでも分けへだてなく明るく接する悠さんに惹かれ、なんと順子さんから逆プロポーズ!2人は2015年に結婚します。
青春時代に苦しい経験をしながらも、それが縁となり2人は運命的な出会いを果たすのです。
リオパラリンピックで魅せた妻の快挙
目を悪くしてからできることも少なくなった。
料理の時などの、包丁を使う手はおぼつきません。生活している中でも、困難なことはたくさんあります。
それでも2人は支え合いながら、リオパラリンピックに出場。順子さんは、悠さんに見守られながら見事銅メダルを獲得しました。
まだまだこれから、次なるステージへ
きついことも笑顔でやることを心掛けたり、練習がいやになった時も、どちらかが引っぱっていったり。
自然に自分たちの中で決まりごとが生まれました。
2人だから頑張れる。
夫婦だけどスポーツの世界ではライバルでもある。
ハンディを持った2人が合わさって補い合えば、それが『強み』になるのです。
夫婦でメダルをとること。
この目標を胸に、2020年へ向けて2人は手を取り、力強く歩んでいきます。
[文・構成/grape編集部]