エアコン『つけっぱなし』『こまめに切る』はどちらが安い?ダイキンに聞いてみた
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実験1
9時から23時まで「つけっぱなし」にしたエアコンと、30分間隔でオンオフを繰り返したエアコンの消費電力量を比較し、「つけっぱなし」のほうが安くなる時間帯を検証。
エアコンは、基本的に運転を開始した直後の室内温度と設定温度の差が大きい時に、電力を多く消費します。自転車のこぎ始めにペダルが重く、体力を使うのと同じです。
エアコンを「つけっぱなし」「こまめにオンオフ」した時の消費電力量は、黄色に塗られた面積の大小で決まります。
消費電力の傾向から、日中(9:00~18:00)と夜(18:00~23:00)の2つの時間帯に分けてみると、それぞれの時間帯の累積の消費電力量はこのようになりました。
結果
日中の9時から18時の時間帯は、30分程度の外出であればエアコンを切るより「つけっぱなし」 にするほうが消費電力量は少ない。
夜間の18時から23時の場合は、「こまめにオンオフ」したほうが消費電力が少なくなる。
実験2
1日の生活スケジュールを想定して、9時から23時までつけっぱなしにしたエアコンと、外出時に運転をオフにしたエアコンの消費電力量を比較。
1日の消費電力量は「つけっぱなし」が5.7kWh、「こまめにオンオフ」が4.4kWhで、「つけっぱなし」のほうが大きくなりました。
これを電気代に換算すると「つけっぱなし」が153.9 円、「こまめにオンオフ」が118.8円となり、「つけっぱなし」にすると1日で35.1円高くなります。
消費電力に差が生まれる最大の要因は、エアコンの運転をオフにした外出時間の長さにあるようです。
消費電力量の推移を見てみると、11時から12時の外出の時間、18時から20時の外出の時間に大きく差がついています。
結果
長時間外出する場合は、「つけっぱなし」にするよりも、外出時に運転をオフにしたほうが1日の消費電力の合計は小さくなる(1日の電気代差は約35円 ※電力料金単価を27円/kWhとして計算)。
どう使うのが一番いい?
実験結果をふまえると、日中家にいて30分程度の外出しかしないなら「つけっぱなし」のほうが安く、日中働いている人は外出時に「電源をオフ」にすると安く使えるといえそうです。
また、夜間の外出の場合は「こまめにオンオフ」するのも効果的な使い方といえます。
とはいえ、消費電力は外気温の変化や陽射しといった天候の影響、部屋の間取りやエアコンの性能など、条件が異なると結果とは違ったものになってしまいます。
「つけっぱなしを自分で試すのは怖い」という人は、今回の結果を1つの目安に考えてみるといいかもしれませんよ。
[文・構成/grape編集部]