エアコンは「つけっぱなし」と「こまめに切る」どちらが安い? ダイキンの実験結果が参考になった
公開: 更新:
1 2
Googleで優先するメディアとして追加
grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!

エアコンの効率低下&電気代の増加を防ぐ プロがすすめる『年1回』徹底お手入れエアコンクリーニングはどのくらいの頻度で頼むべき?ハウスクリーニングの『おそうじ本舗』に適切な頻度や時期を聞きました。基本は1年に1回ですが、ペットやキッチンの有無による頻度の違いや、おすすめのシーズン、放置するリスクも解説します。

秋のエアコン掃除に『捨てる靴下』が活躍! つっぱり棒を生かす簡単活用法が便利100均のつっぱり棒と不要な靴下・ストッキングで作る、エアコン上部の簡単ホコリ掃除術を紹介します。専用の掃除道具は不要で、準備はたったの30秒。ストッキングの静電気が細かなホコリを吸着します。脚立に上らず安全に掃除できるライフハックです。






実験1
9時から23時まで「つけっぱなし」にしたエアコンと、30分間隔でオンオフを繰り返したエアコンの消費電力量を比較し、「つけっぱなし」のほうが安くなる時間帯を検証。
エアコンは、基本的に運転を開始した直後の室内温度と設定温度の差が大きい時に、電力を多く消費します。自転車のこぎ始めにペダルが重く、体力を使うのと同じです。
日中は外気温が高く、室内が温まりやすい状態です。一度オフにすると室温が急上昇しやすく、再起動時の消費電力が大きくなりやすい傾向があります。
エアコンを「つけっぱなし」「こまめにオンオフ」した時の消費電力量は、黄色に塗られた面積の大小で決まります。
消費電力の傾向から、日中(9:00~18:00)と夜(18:00~23:00)の2つの時間帯に分けてみると、それぞれの時間帯の累積の消費電力量はこのようになりました。
結果
日中の9時から18時の時間帯は、30分程度の外出であればエアコンを切るより「つけっぱなし」 にするほうが消費電力量は少ない。
夜間の18時から23時の場合は、「こまめにオンオフ」したほうが消費電力が少なくなる。
夜間は外気温が下がり、室温が上がりにくくなります。そのため、オフにしても再起動時の負荷が日中ほど大きくならず、こまめに切るほうが節電につながるようです。
実験2
1日の生活スケジュールを想定して、9時から23時までつけっぱなしにしたエアコンと、外出時に運転をオフにしたエアコンの消費電力量を比較。
1日の消費電力量は「つけっぱなし」が5.7kWh、「こまめにオンオフ」が4.4kWhで、「つけっぱなし」のほうが大きくなりました。
これを電気代に換算すると「つけっぱなし」が153.9 円、「こまめにオンオフ」が118.8円となり、「つけっぱなし」にすると1日で35.1円高くなります。
消費電力に差が生まれる最大の要因は、エアコンの運転をオフにした外出時間の長さにあるようです。
消費電力量の推移を見てみると、11時から12時の外出の時間、18時から20時の外出の時間に大きく差がついています。
結果
長時間外出する場合は、「つけっぱなし」にするよりも、外出時に運転をオフにしたほうが1日の消費電力の合計は小さくなる(1日の電気代差は約35円 ※電力料金単価を27円/kWhとして計算)。
どう使うのが一番いい?
実験結果をふまえると、日中家にいて30分程度の外出しかしないなら「つけっぱなし」のほうが安く、日中働いている人は外出時に「電源をオフ」にすると安く使えるといえそうです。
また、夜間の外出の場合は「こまめにオンオフ」するのも効果的な使い方といえます。
とはいえ、消費電力は外気温の変化や陽射しといった天候の影響、部屋の間取りやエアコンの性能など、条件が異なると結果とは違ったものになってしまいます。
「つけっぱなしを自分で試すのは怖い」という人は、今回の結果を1つの目安に考えてみるといいかもしれませんよ。
[文・構成/grape編集部]