【小学生のノート力】沢山のプリント 失くすくらいならノートに貼っちゃえ!
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息子のランドセルを開けるといろんなプリントが入っています。お便りファイルに入っている学校からのお知らせや宿題、教科書とノートに押しつぶされてジャバラ状になったテストや計算プリント。本当に毎日たくさんのプリントが入っています。
このどんどん増えていくプリントの整理に色々と頭を悩ませることも多いです。最近は、必要なプリントはスマホなどで撮影して実物は捨ててしまうなどかさばらないように工夫しているお母様方も多いようですが、授業で配られるプリントは撮影して捨てるという訳にはいかないものもあります。
プリントはノートの中身
授業で配られるプリントは、とりあえずノートに挟んでいる子が多いでしょう。でも、それだとプリントの端から破れてしまったり、無くしてしまったりということもよくあることです。
授業中に配布されるプリントは、先生が授業中に覚えてほしい知識や授業内容がスムーズに理解できるよう要点などがまとめられています。本来はノートに書くべきことを、それを全部書いていては子どもたちの負担になったり、授業時間が足りなくなるため、先生が作ってくれるものです。ですので、プリントはノートの中身をもらったと考え、配布されたらすぐにノートに貼ってしまうことをオススメします。
そんな話をすると「先生がノートに貼れとは言わないから」と言う子もいるのですが、それは関係ありません。なくしてしまう方が大変です。せっかく学んだ知識をなくしてしまうことになります。このコラムでは何度も話しているのですがノートは自分のために書くものです。自分のためになくさないために貼っておくことが大切です。
ノートに貼らなくても別にファイルを用意して綴じておけばいいのでは? と思う人もいると思います。確かにそれでもいいのですが、それができるのは本当に几帳面な子だけでしょうし、復習をする際にはノートに加え、ファイルを開いて見直しをしなくてはいけなくなり少し手間になってしまいます。
筆入れにのりは常備しよう!
ですので、筆入れにのりを常備しておき、授業でプリントを配布されたら「すぐにノートに貼る」癖をつけていくことが大切です。
ノートよりプリントが大きい場合、ノートにサイズを合わせて縮小コピーしたりハサミで切ったりしていると貼る行為が負担になってきます。とりあえず一部分をノートにのり付けし、あとはプリントをノートの大きさに合わせて折ると良いでしょう。
また、ノートが横書きであればプリントも横書きになるように、目線が一定になるようにプリントを貼ることが大切です。手書き部分とプリントを見る際に目線が異なると、見直しが大変になります。
このノートにプリントを貼ることは、単にプリントをなくさない以外のメリットもあります。それは、授業で学んだ知識をノートに一元化する習慣をつけることができます。東大生の多くは、授業で学んだことはもちろん、それ以外で得た関連した知識を授業ノートに書き込み、そしてプリントや資料をどんどん貼っていきます。
そうすることで、後々、教科書や参考書など他のテキストを開かなくても、授業ノートさえ見えれば必要なことが全て書いてある状態にしておくのです。そのノートはまるでオリジナルの参考書のような役割を果たしていました。
小学生の授業ノートもプリントを貼ることで、ノートさえ見れば授業の復習ができるノートが作れます。このプリントを貼ることが、自分にとって必要な知識をノートに一元化する第一歩なのです。
プリントを貼りやすくする文房具
とはいえ、小学生がプリントをノートに貼っていくことは難しかったりします。ノートからはみ出たり、のりのつけ過ぎでボコボコになったり。そこで、ノートが貼りやすい文房具をご紹介します!
1.サイズが少し大きい「プリントが貼れるノート」
プリントを貼る際にストレスに感じるのがノートからはみ出てしまうことです。見た目も美しくないし、折り曲げるとノートが書きづらくなります。その悩みを解消してくれるのが普通よりも少し大きいサイズのキャンパスノート「プリントが貼れるノート」です。
このノートはB5サイズのプリントであればそのまま貼ることができます。また、A4サイズのプリントも横に貼ることができるのですが、その際、罫線に合わせるとまっすぐ貼れるように罫線も工夫して引かれています。
2.貼り直しができるのり「ドットライナーコンパクト(プリント用)」
息子がノートに貼ったプリントを見るとかならず斜めになっています。息子は全く気にしていないのですが、ノートにプリントを貼る際にずれてしまう、よれてしまう、曲がってしまうということをストレスに感じる子は多いです。それを解消してくれるのが「ドットライナーコンパクト(プリント用)」です。こののりは塗って1分以内だと貼り直しができる上に、6時間経つとのりがしっかりと定着するのではがれてしまうことを防ぐこともできます。
小学生の間、特に低学年の間は手先も器用ではないので、プリントをノートに貼るのは大変な作業です。文房具で少しストレスを軽減してあげながら習慣づけをしてあげるのも大切かもしれません。
お子さまがいずれ自分にとって必要な情報の全てを1冊のノートにまとめる力をつけるために、授業で配られたプリントをノートに貼ることから始めてみてくださいね。
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