ドイツのスーパーが行った、ある演出 写真がSNSで拡散中
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
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あるスーパーマーケットで行われた、ディスプレイが人々の注目を集めています。
瞬く間にSNSで拡散されたのは、店舗内の『棚の写真』でした。
身近な生活から考える
ドイツのスーパーマーケット『Edeka』は、食品小売業の国内シェア第1位。
本部のあるハンブルグで、買い物に来た客は、異常な光景を目にします。
棚に、商品がほとんどありません。
「何か近所で災害でもあっただろうか」と思ってしまう状況です。
しかし、この商品が少ない棚は、スーパーが意図を持って作り出したものでした。
実は、人種差別や多様性についての議論をうながすために行った、スーパーの演出。棚にはドイツの商品しか置かれていません。
あちこちの棚が空になっている様子は、動画にも収められています。
店内には、以下のようなコメントが棚に置かれています。
「ドイツに多様性がない時、こんなにも貧しいだろう」
「外国人がいないと棚は虚しい」
「私たちは、現代における国境を知っている」
人種差別に関するニュースが日々取り上げられる中、『Edeka』は自社に表現できる方法で、「これでいいのか」と世間に問いかけました。
『Edeka』の店内を写した写真に対して、多くの称賛するコメントが寄せられました。
一方で、嫌悪感を示す声も。
※写真はイメージ
大きなスーパーマーケットである『Edeka』が『反人種差別』の姿勢を示したことに、賛同した人もいれば、不安を感じた人もいるようです。
難しい問題である、人種差別や多様性に焦点を当てた『Edeka』。彼らの意志は、ドイツに一石を投じました。
[文・構成/grape編集部]