ドイツのスーパーが行った、ある演出 写真がSNSで拡散中

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:@_holger

あるスーパーマーケットで行われた、ディスプレイが人々の注目を集めています。

瞬く間にSNSで拡散されたのは、店舗内の『棚の写真』でした。

身近な生活から考える

ドイツのスーパーマーケット『Edeka』は、食品小売業の国内シェア第1位。

本部のあるハンブルグで、買い物に来た客は、異常な光景を目にします。

棚に、商品がほとんどありません。

「何か近所で災害でもあっただろうか」と思ってしまう状況です。

しかし、この商品が少ない棚は、スーパーが意図を持って作り出したものでした。

実は、人種差別多様性についての議論をうながすために行った、スーパーの演出。棚にはドイツの商品しか置かれていません。

あちこちの棚が空になっている様子は、動画にも収められています。

店内には、以下のようなコメントが棚に置かれています。

「ドイツに多様性がない時、こんなにも貧しいだろう」

「外国人がいないと棚は虚しい」

「私たちは、現代における国境を知っている」

人種差別に関するニュースが日々取り上げられる中、『Edeka』は自社に表現できる方法で、「これでいいのか」と世間に問いかけました。

『Edeka』の店内を写した写真に対して、多くの称賛するコメントが寄せられました。

  • 1か月のうち、食料品を買ってもドイツ製品が入っていないことがある。
  • 多様性は大切なことだよ。
  • 勇気ある行動だ。素晴らしい!
  • そうだ。物事は、さまざまな方面から見る必要がある。

一方で、嫌悪感を示す声も。

  • 『Edeka』が政治プロパガンダを担当しているとはしらなかったよ。
  • 私は国内製品だけ売ってる、小さな店で買い物する。
  • 外国を全部批判してるんじゃない、嫌いな国が一部あるだけだ。だから、これは少々的外れだよ。
  • ドイツは多様性を重視した結果、多くの事件が起こっている!

※写真はイメージ

大きなスーパーマーケットである『Edeka』が『反人種差別』の姿勢を示したことに、賛同した人もいれば、不安を感じた人もいるようです。

難しい問題である、人種差別や多様性に焦点を当てた『Edeka』。彼らの意志は、ドイツに一石を投じました。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@_holgerheinzingerEDEKAEDEKA

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