「平和な世界での飛行が感慨深い」戦後初のゼロ戦による『超低空飛行』
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- ひでむら






第二次世界大戦時に使用された日本海軍の主力艦上戦闘機、零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)、通称『ゼロ戦』。
優れた格闘性能をもったゼロ戦ですが、現存する機体はレプリカを除き、世界で4機しかないといわれています。
パプアニューギニアで発見されたゼロ戦の残骸(ざんがい)は、かつて日本が誇った技術を見直してほしいという気持ちや、平和への想いが込められた『零戦 里帰りプロジェクト』の一環で修復され復活。
2017年6月に、日本人パイロットの操縦で東京湾上空を優雅に舞いました。日本人パイロットの操縦によって、ゼロ戦が日本の空へ里帰りすることは戦後初のことでした。
超低空飛行も
さらに2017年11月、大阪府八尾市にある八尾空港で、近距離でゼロ戦が飛行する姿が撮影されました。
東京湾の時よりも間近に感じるゼロ戦の姿をご覧ください。飛行は6分10秒あたりから見ることができます。
滑らかに空を飛びまわり、地面から数mの低空を飛行するゼロ戦に、コメントが寄せられました。
・離陸時の助走距離の短さに驚きました。このような素晴らしい技術を持っていた日本を誇りに思います。
・この機体もどうにかして、動く状態でずっと保存できるといいのですが。
・ゼロ戦が平和な世界で飛んでいることが感慨深いですね。
敵を追うことも、狙われることもない平和な空で、いつまでも優雅に飛行する姿を見ていたいものですね。
[文・構成/grape編集部]