「欲しい」の声が殺到! 世にも可愛い『チキンカツバーガー』が誕生
公開: 更新:
臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
きちんと整列し、同じ方向を見つめている、こちらの子たち。
ぽってりとしたフォルムが愛らしい『フェイクフード』です。
フェイクフード
本物に似せて作られた、食品模型。
ハンドメイド作家のkinoko’s home きのこ(@kinokos_home)さんの作品に、ハートをわしづかみにされる人が続出しています!
可愛いチキンカツバーガー誕生!
こちらの作品は、kinoko’s home きのこさんが生み出したオリジナルキャラクター・くまきちの『チキンカツバーガー』。
サクッと揚げたチキンカツに、たっぷりのタルタルソースをかけ、サンドしたような作りをしています。
とってもおいしそうですが、食べることはできません。その代わり、ずっと手元に置いておくことができるんです。
本物のバーガーそっくりなこちらの作品は、どのようにして制作されているのでしょうか。
kinoko’s home きのこさんに、制作の舞台裏をうかがいました!
――こちらの作品に、かかった時間はどのくらいですか。
作品は、主に粘土でできているため、乾燥させる時間が必要です。
そのため、すべてのパーツを作り、完成するまでには1週間ほどかかります。
――制作中に、楽しさ、または難しさを感じる作業はありますか。
制作していて「面白いなぁ」と感じるのは、フェイクフードなのに、実際の調理で行う工程と似たような作業をする点です。
例えば、チキンカツなどを調理する場合は、お肉を卵にくぐらせ、パン粉をまぶす工程がありますが、フェイクのチキンカツを作る場合も、土台となる粘土を接着剤にくぐらせ、粘土でできた衣をまぶして作っています。
――作品を制作しようと思ったきっかけはありますか。
6年前に、本屋さんでフェイクスイーツに関する書籍を見つけ、「自分でも作ってみたい」と思ったのがきっかけです。
最初は、マカロンやクッキーなど、簡単なスイーツから作り始めました。
徐々に、イベントなどに作品を出展するようになり、2015年から本格的に作家活動をスタートしました。
2017年の夏ごろから、「作品の幅を広げたい」と思い始め、バーガーなどのフェイクフードにチャレンジしました。
――オリジナルキャラクター・くまきちの誕生について、教えてください。
同じように、フード系の作品を制作している作家さんは、たくさんいらっしゃいます。
そのため、フェイクフードを制作するにあたり、「何らかのひねりを加えた作品にしたい」と考えていました。
そこで、私が好きな動物である『クマ』を組み合わせたら、可愛くて面白いのではないか、と。
覚えやすく、皆さんに愛されるような名前を付けたかったので、『クマ』に、日本らしさを感じる『きち』を組み合わせて名付けました。
チキンカツバーガーのほかにも、たくさんの作品を世に生みだしているkinoko’s home きのこさん。
それらの作品が多くの人に愛されているのは、1個1個の作品に対し、心をこめて向き合おうとする思いが伝わってくるからかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]