「元気な子です」と書かれたら要注意? 通知表に隠された『裏の意味』にギョッ
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- 出典
- 5時に夢中!
各教科ごとの成績や、学校生活の様子が記録されている通知表。
※写真はイメージ
学生時代に担任の先生から手渡されて、ドキドキとしながら読んだ記憶がある人も多いのではないでしょうか。
通知表の所見欄に隠された『意味』とは?
2018年5月21日に放送された情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で取り上げられた、通知表に関する特集。
番組では、通知表の所見欄にコメントを書いた教師に対し、保護者からクレームが入ることがある現状を報じました。
所見欄とは、学校生活で気付いた子どもの様子や性格などを、教師がコメントする欄です。
※写真はイメージ
教師はクレームを回避するために、言葉の使いかたや引用、表現には十分に注意し「ネガティブな言葉はほめ言葉に変換する」といった工夫をしているといいます。
番組にビデオ出演した教育評論家は、所見欄のコメントに隠された意味について、次のような考えを述べました。
さらに教育評論家は、反抗的な子を「独立心が強い」と表現する場合もあるなど、さまざまな例を挙げています。
コメントの書きかたは人それぞれなため、一概にはいえません。しかし、通知表の評価に対し過剰な反応を示す親がいることで、ハッキリとした表現を避けてコメントを書く教師がいることも事実です。
中には、子ども1人のコメントに対し30分も時間をかける教師もいて、大きな負担になっているといいます。
※写真はイメージ
番組では、親へ向け「子どもを理解するという意味では、所見欄のコメントだけでなく、普段の様子を見て考えたほうがよい」と呼びかけました。
コメンテーターとして番組に出演するマツコ・デラックスさんは、教師たちの現状に同情の意を表し、「所見欄をなくせばいいのに」と、本音をぽろり。
番組を見て、通知表の所見欄に隠された裏の意味を知った人からは、驚きの声が上がっています。
【ネットの声】
・確かにいまの通知表って、悪いことは書かれていない気がする。
・親に気を遣ってネガティブな書きかたができないなんて、大変だな。
・長所も短所も書いてこその通知表だと思うんだけど…。
教師に対して同情の声が多く寄せられた、通知表に関する現状。「子どものことを理解する」という本来の目的が達成されるような、保護者と教師の関係作りが望まれています。
[文・構成/grape編集部]