『人の姿』を保てなくなり実家へ戻る 母は珍しく化粧をして?
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- @migi2505
漫画家のm:m(むむ)さんが実体験を描いた作品、『人の姿』をご紹介します。
実家を出て、都会暮らしを始めたm:mさん。さまざまな理由で『人の姿』を保てなくなり、実家に戻ることになります。『人の姿』とは、一体どんなことを表しているのでしょう。
m:m『人の姿』
きちんとお化粧をしたお母さんがm:mさんを連れて行ったのは、心療内科でした。
「自分は正常だ」と思い込んでいたm:mさん。しかし、普通の生活が送れる状態ではないm:mさんには、治療が必要だったのです。
ドロドロした何かだったm:mさんが、診察を受けてからは、少しずつ人らしい形に戻っていったのが分かります。
作中では語られていませんが、m:mさんは都会で、心が壊れてしまうほどつらい思いをしたのでしょう。
苦しんでいる人に届いて欲しい作品
昨今は情報発信がさかんに行われ、うつ病などへの理解が深まってきたかに見えます。
ですが、より一層の理解が広まるには、まだ時間が必要であるようです。
「これは病気じゃない、甘えだ」
「自分がうつ病になるはずがない。頑張りが足りないんだ」
「つらいけど、もっとつらい人もいるから」
こういった思い込みによって、自分自身や他人を追い込んでしまう人はゼロにはなっていないのです。
m:mさんは、こうコメントしてくれました。
「『人の姿』がより多くの人に届き、いま苦しんでいるかた、穏やかな生活を取り戻したかたがそのころを思い返して、いまある生活を大切にしていただけるよう、そしてご家族を助けたいと願っている方々…当時の私や私の家族のような状況に置かれている方々の何かお力になれれば嬉しく思います」
自分の暗い過去を明かすのは、勇気がいることです。
苦しみを味わった経験があるからこそ、m:mさんはいま苦しんでいる人の力になりたいと考えています。
この『人の姿』が、誰かを救うきっかけになるはずです。
m:mさんの作品『アネモネの刺繍』
m:mさんはwebゴラク「melty bullet」で『アネモネの刺繍』を連載中。日本文芸社より単行本も発行されています。ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
©m:m/日本文芸社2018
m:mさんTwitterアカウント:@migi2505
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[文・構成/grape編集部]