崩れていく自分に気づかなかった娘へ 母が「珍しく」化粧した理由
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妊娠中に夫と「人質交渉ごっこ」 むくみも笑いに変えた夫婦のやり取りが18万いいね焼きハラコ(@WwZuttonetaiYo)さんがTwitterに、妊娠中のエピソードを投稿し、話題になっています。

うつ病を克服した男性が撮った『あるベンチの写真』 世界中の人に希望を与える『うつ病』を克服した過去のある、英作家のクレイグ・ストーンさん。ある日、うつ病を患っていたころに見ていた光景を目にし、気付いたことを自身のTwitterに投稿しました。「どうか負けないで。いいことがいつかあるから」というメッセージは、世界中で苦しむうつ病患者たちに希望を与えました。
- 出典
- @migi2505






漫画家のm:m(むむ)さんが実体験を描いた作品、『人の姿』をご紹介します。
実家を出て、都会暮らしを始めたm:mさん。さまざまな理由で『人の姿』を保てなくなり、実家に戻ることになります。『人の姿』とは、一体どんなことを表しているのでしょう。
m:m『人の姿』
きちんとお化粧をしたお母さんがm:mさんを連れて行ったのは、心療内科でした。
娘が帰ってきた日、お母さんが「珍しく」化粧をしていたのには理由がありました。すでに行き先を決めていたのです。娘の変化に気づき、静かに準備をしていたお母さんの行動が、この作品の中でひとつの印象的な場面となっています。
「自分は正常だ」と思い込んでいたm:mさん。しかし、普通の生活が送れる状態ではないm:mさんには、治療が必要だったのです。
ドロドロした何かだったm:mさんが、診察を受けてからは、少しずつ人らしい形に戻っていったのが分かります。
作中では語られていませんが、m:mさんは都会で、心が壊れてしまうほどつらい思いをしたのでしょう。
「自分は大丈夫」という思い込みが、助けを遠ざける
昨今は情報発信がさかんに行われ、うつ病などへの理解が深まってきたかに見えます。
ですが、より一層の理解が広まるには、まだ時間が必要であるようです。
m:mさん自身も、かつては「自分は正常だ」と感じていたと作中で描いています。心が限界に近づいているときほど、その事実を受け入れにくくなる。この作品はそのことを、静かに伝えています。
「これは病気じゃない、甘えだ」
「自分がうつ病になるはずがない。頑張りが足りないんだ」
「つらいけど、もっとつらい人もいるから」
こういった思い込みによって、自分自身や他人を追い込んでしまう人はゼロにはなっていないのです。
苦しんでいる人に届いて欲しい作品
m:mさんは、こうコメントしてくれました。
「『人の姿』がより多くの人に届き、いま苦しんでいるかた、穏やかな生活を取り戻したかたがそのころを思い返して、いまある生活を大切にしていただけるよう、そしてご家族を助けたいと願っている方々…当時の私や私の家族のような状況に置かれている方々の何かお力になれれば嬉しく思います」
自分の暗い過去を明かすのは、勇気がいることです。
苦しみを味わった経験があるからこそ、m:mさんはいま苦しんでいる人の力になりたいと考えています。
コメントの中に「当時の私や私の家族のような状況」という言葉があります。苦しんでいたのはm:mさんだけではなく、そばで見守っていた家族もまた、同じ時間を過ごしていたのです。
この『人の姿』が、誰かを救うきっかけになるはずです。
m:mさんの作品『アネモネの刺繍』
m:mさんはwebゴラク「melty bullet」で『アネモネの刺繍』を連載中。日本文芸社より単行本も発行されています。ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
©m:m/日本文芸社2018
m:mさんTwitterアカウント:@migi2505
『アネモネの刺繍』をAmazonで見る。
[文・構成/grape編集部]