「名シーン」との呼び声高し! ロナウド選手に見る「本物のフェアプレー」
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『2018 FIFAワールドカップ』の決勝トーナメント1回戦、ウルグアイvsポルトガルが、日本時間2018年7月1日に行われました。
FIFAランキングで格上のポルトガルに対し、したたかにゴールを狙い続けたウルグアイ。見事2−1で試合を終え、ベスト8に進出しました。
一方、悲願の初優勝を目指すも、涙を呑む結果に終わってしまったポルトガル。
しかし、ポルトガル代表チームのクリスティアーノ・ロナウド選手の振る舞いに「試合には負けたものの、選手としては優勝」との声が寄せられています。
それは、ウルグアイのエディソン・カバーニ選手が、決勝点となる2点目を決めてから約10分後のこと。
カバーニ選手が足を痛め、ピッチ上に倒れこんでしまうアクシデントが起きてしまいました。
痛みに顔をゆがませるカバーニ選手。そこに近寄ってきたのが、ロナウド選手でした。
足をひきずりながら1人でピッチから去ろうとするカバーニ選手に肩を貸す、紳士的な振る舞いを見せたのです。
一部始終を見守っていたスタジアムの観客からは大きな拍手が沸き起こるなど、称賛を集めたロナウド選手の振る舞い。
この出来事は、試合後、ウルグアイvsポルトガルの名シーンの1つとして各メディアでも紹介され、さまざまな声が寄せられています。
・試合には負けてしまったけど、ロナウド選手を誇りに思う。
・本物の『フェアプレー』を目撃した。
・スポーツマンの鑑。
体力気力共に限界を迎え始める後半。さらに、1点リードされている厳しい状況において、ライバルチームの選手を気遣うことは、誰にでもできることではありません。
以前から、ファンへの神対応や、社会貢献や慈善活動に積極的な姿勢が度々話題になっていたロナウド選手。
たとえライバルチームの選手であっても手助けをすることは、ロナウド選手にとっては当たり前の行為なのかもしれません。
試合には負けてしまいましたが、『試合に勝つ』こと以上に、素晴らしいものを見せてもらった気がしますね。
[文・構成/grape編集部]