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先生「夏休み中にしてほしい9つのこと」 内容に14万人が『いいね』

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

7月中旬を過ぎると、続々と各地域の学校が夏休みを迎えます。

子どもにとって、夏休みは1年を通してもっともワクワクする期間。しかし、忘れてはならないのが『宿題』の存在です。

考えるだけで気が重くなる宿題ですが、あえて宿題を出さない先生がいました。

親への宿題

先生の名は、ベツィー・エッガートさん。アメリカ・フロリダ州で小学校の先生として働いています。

ベツィー先生は、子どもたちに宿題を出さない代わりに、保護者に対して夏休みの宿題を出しました。

なぜベツィー先生は保護者に宿題を出したのでしょうか…。その理由は、多くの親の心に響くものでした。

1.子どもに靴ヒモの結びかたを教えてください

ネット上には、靴ヒモの結びかたを分かりやすく紹介している動画がたくさんあります。子どもたちにやる気を起こさせ、粘り強く、挑戦させ続けてください。

2.ゆっくり寝てください

夏休み前より、寝る時間が遅くなる日もあるかもしれませんが、十分な睡眠時間をとるよう心がけてください。睡眠なくして健康な生活は送れません。

3.夏の間に、手紙を書いてください

親戚や友達に宛てた手紙を、お子さんに書かせてください。

お子さんと相談しながら手紙の内容を考え、書く目的もしっかり理解させてあげると、よりいいでしょう。

もしかしたら、誰かから返信がくるかもしれませんよ。

4.お子さんと一緒に食事をとりましょう

ご飯を食べている時のお子さんの様子をよく観察してください。ヒジをついたり、食事中も口を開けたままにしたり、食べ散らかしたりしていませんか。

もしもそうだとしたら学校でも同じだということです。この機会に、正しい食べかたを教えてあげてください。

5.人に親切にすることを教えてあげましょう

クッキーを配ったり、カードを送ったり、花を贈ったり、どんな小さなことでもかまいません。

誰かを笑顔にしてあげられるような、親切な行いをお子さんに教えてあげてください。

6.お子さんの手助けは、ほどほどにしてください

子どもを手助けするのは、親としての大切な役割です。しかし、自分自身でやり遂げることも教える必要があります。

お子さんの身に危険が及ばないこと(お弁当箱のフタを開けられないとか、どの服を着るか決められないとか)であれば、辛抱強く見守ってあげてください。

私たちが手を貸すことは簡単です。しかし、それはお子さんが成長する機会を奪うことにもなります。大丈夫、彼らならやり遂げます!

7.お子さんと一緒に、本を読みましょう

お子さんと一緒に図書館へ行き、本を夏に欠かせない相棒にするのです。

大切なのは、お子さんと一緒に読書を楽しむこと。おかしな声色で読み聞かせてあげたり、物語の結末を一緒に予想してもいいですね。

私たち大人は、子どもに対して「本を読みなさい」と伝えていますが、私たち自身はできているでしょうか。

8.スマホは一旦、置いておきましょう

授業中、「お母さんが1番好きなものは?」と聞いたら「スマホ」という答えが返ってきたことがあります。

スマホから離れて、お子さん自身に目を向けてください。子どもの成長はとても早いものです。どうかこの夏休みは、素敵な思い出でいっぱいにしてください。

9.たっぷり休んでください

無理してどこかへ出かけようと思わないでください。TVやFacebookを見ていると、どこかへ出かけないと楽しい夏休みは過ごせないと思いがちですが、そうとは限りません。

お子さんたちは、これまで学校での生活を頑張ってきました。だからこそ、お休みも必要です。

心から夏休みを楽しんだら、残りの時間は休憩しましょう。時には『退屈』が創造性を養います。新学期に向けて、体力を温存しておきましょう。

自身も2人の子どもを育てるベツィー先生。先生として子どもたちに宿題を出すことの大切さも十分理解しているといいます。

しかし、あえて保護者にだけ宿題を出した背景には、宿題を通し、親と子どもの絆をより深めてほしいという思いがあったからなのでしょう。

「こんな素敵な宿題は、ほかにない」「素晴らしい夏になりそう」という言葉が多く寄せられた、ベツィー先生の宿題。

この9つの宿題を終えた後には、素晴らしい夏休みの思い出が残りそうですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
Betsy Eggart

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