ケガをして保護されたペンギン 別れの瞬間に見せたのは「ありがとう」
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猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

ガラスが外れ、猫が通り始めて? 数日後の展開に「声出た」「笑いが止まらん」4匹の猫と暮らしている、みっひ(mimiguku7)さん。自宅のドアのガラス窓が外れたままにしていたら、猫が通るようになってしまったそうです。傷がつくことを心配した祖母がとった対策が?
ニュージーランドの野生動物保護団体『Kaikoura Wildlife Rescue』。この施設では主に病気やケガをした野鳥を保護し、治療をして野生に返す活動をしています。
その『Kaikoura Wildlife Rescue』のFacebookに投稿された、心温まる動画をご紹介します。
2016年の冬、1匹のブルーペンギンが保護されました。このペンギンはプラスチックのネットにひっかかってしまい、そこから出ようともがいた時に頭にケガをしてしまったのです。
施設ではペンギンに痛み止めや薬、ビタミン剤などを投与して治療を行いました。そしてケガが治ったペンギンを海へ帰す瞬間がやってきます。
海岸でキャリーケースからペンギンを出してあげたスタッフ。するとペンギンは…。
大喜びで海に帰っていくかと思ったら…予想外の展開に。すっかり施設のスタッフに懐いてしまったのでしょうか。
そして2度目の挑戦。今度は波打ち際まで連れていき、スタッフは歩き去ります。
するとペンギンがまたもや予想外の素敵な行動に出たのです。
海に向かって歩き出した直後に振り返り、スタッフのほうをじっと見つめるペンギン。
その様子はまるで「助けてくれてありがとう。さようなら」と伝えているよう。なんて感動的なのでしょう。
スタッフとの別れを惜しむ様子から、このペンギンが『Kaikoura Wildlife Rescue』で手厚く世話をされていたことが容易に想像できますね。
ブルーペンギンはとても体が小さいため、赤ちゃんのように見えるこの子も立派な大人なのだそう。
スタッフのコメントによると、ブルーペンギンは通常は単独で行動するため、このように1匹で海に帰すことは普通なのだそうです。
元気になったこのペンギンが、広い海でたくましく生きていってくれることを願います。
[文・構成/grape編集部]