3歳で自閉症と診断された女性 次々と夢を叶えて、ついに弁護士になる
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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2019年1月、アメリカ・フロリダ州で歴史に残る1人の弁護士が誕生しました。
名前はヘイリー・モスさん。24歳のヘイリーさんは自閉症であることを公にしているフロリダ州で最初の弁護士となったのです。
3歳の時に自閉症と診断される
ヘイリーさんが3歳の時、まったく言葉を発しない娘を心配した両親が彼女を病院に連れて行ったのだそう。そこでヘイリーさんは自閉症スペクトラムと診断されました。
海外メディア『CBS NEWS』によると、彼女は4歳になるまでには言葉を話すようになり、学校では障がいをもつ子どものためのクラスから普通学級に移ったということです。
ヘイリーさんは15歳の時に、自らの経験についてつづった最初の本『Middle School – The Stuff Nobody Tells You About: A Teenage Girl with ASD Shares Her Experiences』を出版し、作家としてデビューを飾ります。
また絵を描くことが大好きな彼女はアーティストとしての活動もスタート。自分の本のカバーのイラストを自ら手掛けるなど、芸術家としての才能も発揮しています。
10代のころから作家として、またアーティストとしてたぐいまれなる表現力を発揮してきたヘイリーさんが次に目指したもの…それは弁護士になること。
フロリダ大学を卒業後、彼女はマイアミ大学のロー・スクールへと進学。2018年5月に卒業し、翌年1月に晴れてフロリダ州の正式な弁護士となりました。
ヘイリーさんはFacebookで自らの使命についてつづっています。
ヘイリーさんは現在弁護士として、ヘルスケアと国際的な問題についての法律を中心に活動しているということです。
また作家やアーティストとしての活動も、引き続き行っていく予定なのだそう。
自閉症という個性を強みに変えて、次々と目標を達成していくヘイリーさん。きっと多くの人たちがそんな彼女の姿に勇気づけられていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]