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外国人との仕事で、無理難題を提案された! 発した言葉が、まさかの事態に…

By - grape編集部  公開:  更新:

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「日本人は謙虚」など、歴史や習慣からイメージする国民性は、どこの国でもあるもの。

相手の国民性や、文化を知らないまま接していると、「こんなはずじゃなかったのに…」「うまく気持ちが伝えられない!」と壁にぶつかってしまうこともあるとでしょう。

そんな人におすすめしたい、仕事上での異文化コミュニケーションについて描かれた1冊を紹介します!

『外国人と一緒に働く』って、日本人と何が違うの?

紹介するのは、『マンガでわかる外国人との働き方』。

システム開発会社でプロジェクト管理をしている主人公の葵(あおい)を中心に、外国人との仕事を円滑に進める方法が描かれています。

とはいえ、きっと多くの人が「外国人と働くのって、日本人と働くのと何が違うの?」と疑問を覚えることでしょう。

本著の中から、特にありがちな4つの例を見ていきましょう。

英語の会話が聞き取れない…そうだ、適当に相槌を打とう!

自分が持っている英会話のレベル以上に早口の会話が繰り広げられてる場面…!

「ゆっくり話してもらってもいいですか?」「もう一度いってもらえますか?」と、話に水をさすのも申し訳ないですよね。

納期は『なる早』で!

「なるべく早く」というあいまいな言葉を省略した、「なる早」。

ある程度打ち解けた相手の場合は、ビジネスの場でも使用することがありますが…。

無理難題だけど、とりあえず「善処します」!

これも日本人がよく使う「善処します」という言葉。

一見前向きに聞こえるけれど、要は「頑張りはするけど、どうなるかは分からない」というあやふやなニュアンスです。

会議でみんなの意見を聞こうとしただけなのに…!?

いろいろな立場の人が集まり、異なる視点から意見を出し合う会議。

そのため、葵は自分だけでなくほかの人の意見も参考にしようと思っていたのですが…。

これらの漫画を読んで、「日本人相手だと普通のことなのに、なんで!?」と思った人は少なくないことでしょう。

外国人と一緒に働く上で、ほかにも知っておいたほうがいいポイントは数多くあります。

・気配りを期待しているのに、なぜか全然気付いてもらえない理由

・「アメリカ人との会話ではストレートな表現を」って、本当?

・ミスを修正してあげたのに、相手が落ち込んでしまったのはなぜ?

・外国人に送る仕事のメールのコツ

この本は1、2ページの漫画と解説の文章で構成されているため、とても読みやすくポイントが解説されています。

また、著者であるロッシェル・カップさんと千代田まどかさんが仕事をしていて実際に感じたことをもとに描かれています。

本著で、ロッシェル・カップさんと千代田まどかさんは読者に向かってこのようにつづっています。

いくら準備したとしても、難しい場面に出くわすことは多々あります。

その時に「もうダメだ!外国人と一緒に働くのは難しすぎる!」や「私はやはり、外国人と仕事をすることに向いていない」などのように絶望してはいけません。

自分を責めて悲観的になるのではなく、ポジティブにその経験から学んで次につなげるために頑張るのは非常に大切です。

人種は関係なく、相手のことを理解するのはコミュニケーションにおいて重要なポイント。分からないことは、少しずつ学んでいけばいいのです。

「外国人との仕事を円滑に進めたい」「他人とのコミュニケーションのコツを知りたい!」という人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

マンガでわかる外国人との働き方

マンガでわかる外国人との働き方

ロッシェル・カップ, 千代田まどか
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[文・構成/grape編集部]

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