里帰りは楽だけど心が折れる… 理由を描いた漫画に、共感の声
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母親「気づいてしまったことがある」 パーカーの紐を引っ張ろうとした赤ちゃんが…「本当にえらい」日々の暮らしの中で、感情任せに怒鳴り散らす人や、店員に対して横柄な態度を取る人を見かけることはありませんか。こうした『少し残念』な行動を取る大人を、反面教師にする人は少なくないでしょう。1児の母親である犬石(@100nichigo_neet)さんも、そんな『大人の残念な行動』に敏感な1人です。

赤ちゃんを連れてとある飲食店のトイレに行くと… 母親が困惑したワケに「これ、本当に焦る」赤ちゃんを連れて外出する際に対応に困るのが、オムツの交換。我が子が急に『おもらし』をした時、「安心して駆け込める場所が近くにあってほしい」と思う親はきっと多いでしょう。漫画家であり1児の母親の、はむら芥(@hamurakai0217)さんがXで公開した、実体験をもとにした4コマ漫画が話題になっています。






出産や子育てを機に、実家の両親の元で暮らす『里帰り』をする人は少なくありません。家事や子育てを親に手伝ってもらえて楽なように思えますが、その裏にはさまざまな心労がありました。
『実家のありがたさ』の裏にあるもの
3歳の長女と生後2か月の次女を育てている、とも(tomo.jimimegane)さんが、久しぶりに実家に行った時のことを漫画化。
泊まった初日は息抜きができてよかったものの、後半で心が折れてしまいます。
「漫画に描いたのはまだ優しいほうで、実際はもっといわれてしまった」という、ともさん。ともさんの母親の発言はどれも『孫を心配しての言葉』であり、決して間違った指摘はしていません。
しかし、疲労した時のイラ立った声で指摘をすれば、自分のストレスをぶつけているかのような印象を相手に与えてしまうもの。時には、助言がイヤミに聞こえてしまうことすらあります。
漫画には、「我が家もまさにこの状態です」「分かりすぎる」「私も同じようなことをいわれるので、長居しないようにしています」など共感の声が多数寄せられました。
一方、実家を頼ることができない人も多い世の中で、両親が健在で頼ることができる『恵まれた環境』であることも自覚している、ともさん。
彼女の母親も、心身ともに元気な時には『孫のよき祖母』として接することができます。高齢になってから子どもの相手をすることは、想像以上に体力を消費するため、『孫のよき祖母』でいることが難しくなる時もあるのでしょう。
家族といえど、一定の距離感を保ちつつ触れ合うことが大切なのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]