「アレがない」 9歳の少年が警察犬を見て気付いたことに、ハッとする
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
散歩をしていたらほかの犬から「ワン!」 柴犬の表情に「笑った」「頑張れー」柴犬のろくくんと暮らしている、飼い主(@roku125shiba)さん。 ある日、ろくくんと散歩していたら、ほかの犬から「ワン!」と吠えられたそうです。
アメリカ・オハイオ州に暮らす、9歳の少年ブレディくんは、警察が出演するTV番組を見るのが大好き。
お気に入りのTV番組『Live PD』を見ていた時、ブレディくんはあることに気が付きます。
防弾ベストを着ていない『警察』
TVに映る警察官は、全員防弾ベストを着用していますが、その横にいる警察犬は何も着ていませんでした。
※写真はイメージ
危険な現場にも出動する警察犬が、防弾ベストなしで活動していることを心配したブレディくん。自分のお小遣いで防弾ベストを買ってあげられないか、お母さんに尋ねたそうです。
そこでお母さんが調べたところ、警察犬用の防弾ベストは1着につき1千ドル(日本円で10万円前後)もかかるとのこと。
お小遣いを貯めても、全米に数多くいる警察犬には行き渡らないと知ったブレディくんは、クラウドファンディングサイト『GoFundMe』を使って、寄付を呼び掛ける活動を始めました。
アメリカのニュースメディア『FOX』が、ブレディくんの活動について取り上げています。
活動の結果…
ブレディくんは活動を地元のコミュニティに広めるため、イベントや講演を行い、さらに自分でもお金を稼ぐためにキャンディーを販売したそうです。
2018年1月に始まった活動は、地道な取り組みが功を奏し、8万6千ドル(日本円にして900万円以上)もの基金を調達。2019年現在、全米12の州で85個のベストを警察犬に提供しています。
ネット上では、ニュースを見た人たちから「まさにヒーロー」「そういうところに気付けることが素敵」といったコメントが寄せられています。
「最終的には、すべての警察犬にベストを持たせ、相応の保護をされるようにしたい」と語るブレディくん。
活動への賛同者が増えることで、1匹でも多くの警察犬に防弾ベストが行き渡り、少しでも安全に任務を遂行できるようになるといいですね。
[文・構成/grape編集部]