「ゲイのペンギンもいます」 ロンドン動物園のツイートが話題
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イギリスにあるロンドン動物園では、LGBTを祝うキャンペーン月間『プライド月間』に合わせて、動物の同性カップルを祝福するイベントが開催されます。
ロンドン動物園は、公式Twitterアカウントで可愛らしいフンボルトペンギンの写真を公開。
ペンギンたちの背丈に合わせて作られたバナーには『ある言葉』が書かれていました。
ペンギンのゲイカップル
“SOME PENGUINS ARE GAY, GET OVER IT(ゲイのペンギンもいますけど、何か?)”
写真に写っているのは、ロンドン動物園に住むフンボルトペンギンのロニーとレジー。2羽はゲイのカップルです。
2014年にカップルになった2羽。2015年にほかのペンギンカップルが放棄した卵を温め、無事に孵化させました。
生まれてきたヒナはキートンと名付けられ、巣立ちをするまで2羽は共同で子育てをしたそうです。そして4年後にキートンが巣立った後も、ロニーとレジーは変わらず仲よく一緒に暮らしています。
この投稿を見た人たちからは、さまざまなコメントが寄せられました。
・これは素晴らしい!よくやったと思う。
・可愛い!この写真のTシャツを売ってほしい。
・素敵な取り組み。キュートなカップルに祝福を!
ロンドン動物園では、2019年7月5日の夜からプライド月間を祝うイベント『Zoo Nights(ズー・ナイト)』が3日間にわたり開催されます。
『Zoo Nights』では18歳以上に限り、動物界の同性愛について一般の人々に伝える企画や、ドラッグクイーンのMama Gが「自分らしくいること、ありのままの自分を好きでいること」をテーマに語る家族向けのイベントなどが行われるそうです。
【ドラッグクイーン】
派手な女性装をした人。ゲイ文化の一環として生まれたもので、主にゲイもしくはバイセクシュアルの男性が行うパフォーマンスの一種。
ロンドン動物園は「ここのペンギンたちのように、動物界にも同性カップルがいることを知ってほしいと思いました」と話しています。
人間も動物も、愛の形はさまざま。素敵なペンギンのカップルを通して、LGBTへの理解が多くの人に広まるといいですね!
[文・構成/grape編集部]