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「さすが紳士の国」 イギリス 生理用品をめぐる『対応』に、感心の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2019年10月から予定されている8%から10%への消費増税。

日本政府は「低所得者層に配慮し、一部品目の税率を8%の軽減税率を導入する」としていますが、生理用品などの生活必需品は減税措置の対象外になっており、Twitter上で不満の声が噴出しました。

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そんな中、ある国で行われている取り組みに、注目が集まっています。

イギリス 生理用品を学校で無料配布

同年4月、イギリス政府は「2020年よりすべての小学校で生理用品を無料提供する」と発表。

イギリスでは、女性用生理用品については軽減税率措置が取られています。しかし、低所得者層の子どもたちの中には生理用品が買えず、生理期間中に学校を欠席してしまう生徒もいることが大きな問題になっていました。

『月経の貧困(Period Poverty)』と呼ばれるこうした状況を解決すべく、数年前からチャリティー団体が主体となって、中学校や高校、大学などで生理用品を無料配布する取り組みが始まっていたそうです。

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イギリス教育省のナディム・ザハウィ大臣は次のように声明を出しました。

イギリス政府は、すべての国民が可能性を妨げられないことを保証します。そして、誰もが活動的で健康で幸せな生活を送ることを望みます。

そのため、今年初めに国内すべての中学校や高校、大学で生理用品を無料で提供できるよう、資金を全額サポートすることを約束しました。

保護者や教員、生徒たちの意見を聞いた結果、私たちはこの取り組みを2万以上ある小学校にも広げることにしました。そうすれば、国内すべての若い人たちが、必要なサポートを受けることができるでしょう。

GOV.UK ーより引用(和訳)

イギリス政府の発表に対し、ネット上で「素晴らしいニュース」「政府に女性の声がやっと届いた」など、イギリス国民から喜びの声が寄せられました。

生理用品は、女性が生活する上で必要なもの。

こうした取り組みがほかの国にも広まることで、すべての女性が気兼ねなく生理期間をすごせるようになるといいですよね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
GOV.UKCNN政府広報オンライン

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