古谷一行が再び『金田一』に出演! 息子やその嫁・MEGUMIとの関係性とは?
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俳優として数多くのヒットドラマに出演してきた古谷一行(ふるやいっこう)さん。
『金田一耕助』シリーズを演じた時のエピソードや義理の娘であるMEGUMIさんとの関係、最新作などの情報をご紹介します。
古谷一行は若いころ、歌手としても活躍!
俳優としてのイメージが強い古谷一行さんですが、若いころは歌手としても活躍していました。
数多くのアルバムやシングルをリリース。自身で作曲した曲も収録されているアルバム『古谷一行ファースト・アルバム〜言い忘れたさよなら』もあります。
ファーストアルバムがリリースされたのは、1974年のこと。古谷一行さんが30歳ごろのことになります。アルバムのカバー写真も、時代を感じる若かりしころの古谷一行さんを確認できます。
言い忘れたさよなら
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古谷一行の出演した人気ドラマ
古谷一行さんは、俳優として数々の人気ドラマに出演しています。
1977年、1978年には『横溝正史シリーズ』(毎日放送)に出演。
1983年から2005年までは2時間ドラマ『金田一耕助シリーズ』(TBS系)で主役の金田一耕助役を演じました。
1982年から2005年まで放送された、土曜ワイド劇場『混浴露天風呂連続殺人』シリーズ(ABC)での左近太郎警部役も人気です。
映画では2002年には『宣戦布告』、2016年には『はなちゃんの味噌汁』などに出演しています。
古谷一行は長年『金田一耕助』を演じたことでも有名
古谷一行さんといえば『金田一耕助』のイメージが強い俳優です。
金田一耕助の役が決まった時、古谷一行さんは東京で撮影をしていたほかのドラマがある上に、撮影は京都だったためにかなり忙しかったそう。朝日新聞出版のDVDリリースの際、インタビューで振り返っています。
作品への出演が決まってから原作を読んだ古谷一行さん。それまで恋愛ドラマなどに多く出演していたため、役作りにはかなり苦労したそうです。
そんな中、俳優仲間の原田大二郎さんに「金田一耕助は事件を解決するときに全く関係のないことをする」というアドバイスをもらいました。その言葉を期に監督と金田一耕助のイメージを作り上げていき、逆立ちをしたり走ったりするダイナミックな金田一耕助が誕生したそうです。
古谷一行さんにとってもこれまでとは全く違う金田一耕助を演じた経験は、役者として一皮剥けるきっかけになったと語っています。
古谷一行は人気ドラマ『相棒』にも出演
古谷一行さんは、ほかにも人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)にも何度か出演しました。一番最近で出演したのは2016年1月1日に放送された『相棒14元日スペシャル』の時です。
古谷一行さんの役は死刑が確定した極左グループ『赤いカナリア』の元幹部である本多篤人。
本多篤人という役はこれまでシーズン8第1話『カナリアの娘』(2009年10月14日放送)、シーズン9『亡霊』(2011年3月9日放送)などで登場していて、その続きとなるエピソードでした。
古谷一行さん演じる本多篤人は、登場回数の少なさに反して相棒シリーズの中でかなりの人気キャラクター。
革命戦士として以前は活動するが国際手配を経て紛争地域に逃亡、内山理名さん演じる娘が人質に取られたことから日本へ戻ってきます。
その後逮捕、死刑が執行されるも、超法規的措置により別戸籍を与えられ釈放されます。『相棒14元日スペシャル』はその後のストーリーにあたり相棒ファンもかなり待ち望んでいた続編です。
古谷一行とMEGUMIとの関係は?
古谷一行さんは2018年にトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の中で自らの家族のことについて話しています。
古谷一行さんの息子はロックバンド『Dragon Ash』のボーカルである降谷建志さん。降谷健志さんの妻は、タレントのMEGUMIさんです。
古谷一行さんは義理の娘であるMEGUMIさんについて「元気のいい、すごく行動力のある嫁」と褒め、孫にあたるMEGUMIさんの息子は小学4年生になったと成長を喜んでいました。
ちなみにMEGUMIさんも過去、『徹子の部屋』に出演。スタジオに当時まだ赤ちゃんだった息子を連れてきています。
古谷一行さんの息子である降谷建志さんとはよく買い物に行くほどの仲で、ジーンズショップにも立ち寄ると話しています。降谷建志さんについて「流行の服をアドバイスしてくれるけど乗り気じゃない」と仲のよさを伺わせていました。
MEGUMIさんと降谷建志さんについて詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
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古谷一行の現在は? 再び『金田一』に出演
古谷一行さんはいまでも精力的にドラマや映画で活躍しています。
ドラマでは2019年8月に『凍りの拳 シベリア抑留記』(BSプレミアム)に出演。映画では11月に公開された西谷弘監督の『マチネの終わりに』で福山雅治さんが務める主人公の師匠役の老人を演じました。
映画『マチネの終わりに』特報
また、2019年12月放送のドラマ『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』(フジテレビ系)に出演します。
ドラマ『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』予告
『金田一耕助』のイメージが強い古谷一行さんですが、同作で演じるのは捜査を金田一に依頼する岡山県警警部・磯川常次郎役です。
同作の制作発表会見では、金田一耕助役を演じるNEWSの加藤シゲアキさんが、古谷一行さんについて「古谷さんの金田一シリーズを資料として見させていただきましたが、野性味があって、かっこよくて、すっかり引き込まれてしまい、ファンになりました」とコメント。
自身の金田一耕助の演技を古谷一行さんに見られることについては「非常にまずいと思った。うれしさ半分、恐ろしさ半分でした」と語っていました。
70代中ばという年齢ながら、今なお勢いを見せている古谷一行さん。これからも幅広く多数の作品に出演することが期待されます。
古谷一行 プロフィール
生年月日:1944年1月2日
出身地:東京都
所属事務所:FROM FIRST
『横溝正史シリーズ』(毎日放送)、2時間ドラマ『金田一耕助シリーズ』(TBS系)、土曜ワイド劇場『混浴露天風呂連続殺人』シリーズ(ABC)、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)などさまざまなドラマに出演。映画では2002年には『宣戦布告』、2016年には『はなちゃんの味噌汁』などに出演している。息子はロックバンド『Dragon Ash』のボーカルである降谷建志、義理の娘はタレントのMEGUMI。
[文・構成/grape編集部]