動物保護施設に持ち込まれた箱 中に入っていた動物の数に職員が衝撃を受ける
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アメリカ・ノースカロライナ州の動物保護シェルターにある日、箱をかかえた女性がやってきました。女性は飼っているモルモットの世話ができなくなったので引き取ってほしいといいます。
この時、シェルターはすでに収容されている動物で満員状態でした。そして箱を開けた職員は驚愕します。
なんと箱の中には35匹ものモルモットが入っていたのです。
女性いわく、飼い始めた当初は2匹だけだったのだとか。しかし次々と繁殖し続け、35匹まで増えてしまったのです。
まさに日本でも問題となっている『多頭飼育崩壊』でした。
スタッフは驚きながらも35匹全員を引き取ることにします。ほとんどのモルモットは生後3~4か月で、爪が伸びすぎていたり毛が抜けたりしている子も多く、健康状態が素晴らしいといえる子は1匹もいなかったということです。
そのことからも飼い主が適切な世話ができなくなっていたことは明らかでした。
シェルターのFacebookにモルモットたちの写真が投稿されると千回以上シェアされ、数日で35匹全員の引き取り先が決まりました。
飼い主がペットの避妊・去勢手術をしなかったために繁殖してしまい、その結果、世話ができなくなる『多頭飼育崩壊』。
今回の1件では、シェルターのスタッフは「女性が早い段階で助けを求めてくれてよかった」と話しています。なかには多頭飼いができなくなった結果、劣悪な環境のせいで動物が死んでしまうケースもあるからです。
飼い主の中には経済的理由などから避妊・去勢手術をしなかったものの、ペットたちのことは愛している、という人もいます。
しかし本当にペットを愛しているなら、ペットの心身を健康な状態に保つために適切な世話をするべきです。
そしてやむを得ない事情で飼えなくなった場合は、ペットの幸せのために手放す勇気をもち、責任をもって新しい飼い主を探すことが必要なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]