「何度いってもやめないな」 鉄道各社がエスカレーターの歩行禁止を呼びかける
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エスカレーターを利用する時、歩く人のために片側に寄って歩行スペースを作っている人をよく見かけます。しかし、エスカレーターは歩行禁止場所。
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エスカレーターは、立ち止まって利用することを基準に安全設計がされています。
また、エスカレーターを歩くことで、バランスを崩して転倒したり、立ち止まっている人にぶつかったりなどの危険が発生。
『一般社団法人 日本エレベーター協会』では、安全のために「歩行禁止」を呼びかけています。
とはいえ、実際に空いている側に立ち止まっていると、後ろから歩いてきた人に悪態を付かれたり、無理やり押しのけられたりすることも…。
こういった行為をなくし、安全性を高めるために『エスカレーター「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーン(以下、キャンペーン)』を全国の鉄道事業者52社局などが実施します。
エスカレーターは歩かないで
2019年7月22日から8月31日まで行われるキャンペーンは、エスカレーターの安全利用を訴えるものです。
ポスターを貼り出したり、ポケットティッシュを配布したりして、以下のようなエスカレーターの乗りかたについて注意を呼びかけます。
・手すりにつかまる。
・歩かずに立ち止まる。
・黄色い線の内側に立つ。
・荷物をしっかり持つ。
「急いでいるから」「自分ぐらいは」と、エスカレーターを歩いてしまう人は少なくありません。
しかし、そのちょっとした油断が、大きな事故につながる可能性もあるのです。
「エスカレーターを安全に利用しよう」と呼びかける取り組みに対して、ネット上ではさまざまな声が上がっています。
・隣に階段があるんだから、急いでいる人はそちらを歩けばいい。
・出勤時間帯に立ち止まったりしたら、きっと背中を押される。
・「片側を空けるのが当たり前」と思っている人に知ってほしい。
・やっぱり立ち止まっていいんだ。もっと周知しないと知らない人が多そう。
ちなみに、『一般社団法人 日本エレベーター協会』のウェブページでは、ベビーカーでのエスカレーターの乗り入れも禁止行為としています。
バランスを崩して転倒する恐れがあるため、エレベーターを利用するようにしましょう。
決められたルールを守り、安全にエスカレーターを利用する…当たり前のことを、もう一度見直す必要がありますね。
[文・構成/grape編集部]