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YOSHIKIが公演中に負傷! マナー違反のファンに向けて、主催者が異例のアナウンス

By - grape編集部  公開:  更新:

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2019年8月9日~25日の間に行われるディナー&ブレックファストショー『EVENING/BREAKFAST WITH YOSHIKI 2019 IN TOKYO』に出演する、ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIさん。

以前から右手首のじん帯を痛めていたのですが、今回の公演でファンと触れ合った際、マナー違反の客に何度か手を強く握られて悪化してしまいました。

それを受けて、事務所がファンに向けてメッセージを発表。注意喚起をうながしています。

事務所からのお願い

公演中のYOSHIKIさんは、ドラムソロ後に客席を歩いたり、1人でも多くのファンから直接プレゼントを受け取ることができるようにとカーテンコールへ登場したりしていました。

ファン想いの行動に、多くのファンが感動したことでしょう。

しかし、押し寄せた一部のファンの行動により、YOSHIKIさんは右手首と左手の親指を捻挫。状況を重く見た主催者より、11日のブレックファストショー開始前に次のような異例のアナウンスがされました。

【アナウンス内容】

この3公演でYOSHIKIさんがお客様に手首を強く握られたり、叩かれたりしてしまい、ケガをしてしまう行為がありましたので主催者からお願いがございます。

ショーを通じて演奏に集中できるよう、最後の曲が終わるまで、ご自身のお席でご鑑賞頂きますようお願いいたします。

YOSHIKIさんは現在、手首、首を痛めております。

特にもともと痛めていた右手の靭帯に関しては、以前より医師から手術を勧められている中で、このショーを強行している状態です。

本公演中、YOSHIKIさんがもしみな様のお近くに来る場合は、むやみに触れたり、手や指を強く握るなどの行為は、演奏に影響を及ぼしかねませんのでご遠慮ください。

以上の行為が守られない場合、公演が中止になることがございます。

激しい痛みが続く中、医師の指導のもと、現在YOSHIKIさんはショーを継続しています。

YOSHIKIさんの右手首の状態は以下の通り。公演を続けることが、どれほど過酷であるかがしのばれます。

【YOSHIKI米主治医 トミー・トミザワからの診断内容】
Cedars-Sinai Medical Center / シーダースサイナイ・メディカルセンター
Tommy H. Tomizawa, MD

病名:右手靭帯損傷 Ligament tear
手首の靱帯損傷。現在100%完全に靱帯が切れている状態。

MRIにてLigament tearは、lunotiquetral ligament tearとtriangular fibrocartilage tearを認め、その後何度かのstem cell治療を行っている。
この先は『月状三角骨靭帯損傷の鏡視下手術(Arthroscopic debridement for lunotriquetral ligament injuries)』を勧める。

公式Twitterで、YOSHIKIさんは今回の件についてコメント。ファンに「アーティストの手に触れる時は優しくね」とメッセージを送りました。

YOSHIKIさんの投稿に、「YOSHIKIさんが傷付けられてしまい、とても悲しいです」「YOSHIKIさんもほかのファンも、誰も傷付かない公演になることを願っています」など、多数のメッセージが寄せられました。

「アーティストと触れ合う機会を逃したくない」「1秒でも長く触れていたい」など、ファンはさまざまな思いを抱いていることでしょう。しかし、マナーを逸した行為はアーティスト自身を傷付けてしまいます。


[文・構成/grape編集部]

出典
@YoshikiOfficial

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