千葉の被災地から撤収する自衛隊 すると、被災者たちが集まってきて…
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- 出典
- @tsunsan
2019年9月8日に首都圏を襲った台風15号は、千葉県を中心に建物の倒壊や大規模な停電、断水などの被害をもたらしました。
千葉県北東部にある山武(さんむ)市も、台風によって大きな被害を受けた地域。
山武市では第1空挺団や第1後方支援連隊などが災害派遣を行い、給水活動や倒木処理、入浴支援などの活躍によって多くの人を助けました。
中には、北海道旭川市を拠点とする第2後方支援連隊の姿も。遠路はるばる千葉県を訪れ、支援をしていたのです。
千葉県の被災地で、自衛隊を見送る被災者の姿に反響
同月23日、任務を終えて撤収しようとしていた自衛隊。すると、彼らを見送りに多くの被災者が集まったのです。
ちょんまげ侍ツン(@tsunsan)さんがとらえた、見送りの光景をご覧ください。
自衛隊の活躍によって助けられた被災者たちは、両手を振りながら自衛隊にこういいました。「ありがとう!」…と。
ほかにも「ありがとう」と書かれた紙を掲げたり、日本国旗を振ったり、拍手を送ったりする被災者の姿も映っています。
被災者たちの笑顔を見ると、いかに自衛隊が活躍し、多くの人の心を救ってきたかが伝わってきます。
投稿はまたたく間に拡散され、多くの人から反響が上がっています。
・涙が出てきた。消防隊員のかたはきちんと敬礼をしてますね!
・震災の時に、撤収する自衛隊のみなさんを見送ったことを思い出しました。
・「助け合いの精神は美しい」と思った。自衛隊のみなさん、本当にありがとうございます。
・こういう場面はなかなか報道されないので、動画を見てジーンとしてしまいました。
きっと、被災者やネットからの「ありがとう」の声は自衛隊に届いているでしょう。
[文・構成/grape編集部]