grape [グレイプ]

つくってそのままテーブルに!すり鉢から溝をなくしたら便利すぎた【溝のないすりバチ】

Recommended by grape SHOP

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

何かと忙しい日々の生活。家事も効率重視になりがちです。

けれど、いつもよりもちょっと丁寧に料理をしてみたくなる時や、ひと手間加えたおいしいものが食べたくなる時ってありますよね。

そんな時、こだわりのキッチングッズが1つあるだけで、料理の幅がぐんと広がるでしょう。食卓に1品加えるのにぴったりな、見た目もオシャレで使いやすいアイテムをご紹介します。

溝がないのにちゃんとすれる『すりバチ』!すりたてをすぐに食卓へ

三重県菰野町(こものちょう)にある『かもしか道具店』。

『萬古焼(ばんこやき)』の産地で生まれた小さなこのお店では、職人たちが手作りで丁寧に調理器具を作り、お客さまに届けています。

このかもしか道具店で作られた『すりバチ』は、溝がないのにしっかりとすれて、そのまま食器として食卓へ出すことができる、新しいすり鉢です。

釉薬(ゆうやく)を調整する乳鉢からひらめいた、溝のない『すりバチ』

このすりバチを開発するヒントになったのは、商品の製造中、釉薬(ゆうやく)の色味を決めるために使われていた乳鉢。乳鉢は溝がなくてもすれることに気付いたのが、きっかけだったそうです。

通常のすり鉢を使うと、溝の部分に食材が詰まって取り出しにくかったり、洗うのに手間がかかったりします。でもこの『すりバチ』ならば、溝がないためそんなお悩みとは無縁。

見た目も食器のようなオシャレなデザインなので、そのまま食卓へ出せるのが嬉しいですね。

使いやすいサイズ感や重さ、形など、地元在住のフードコーディネーターさんと一緒に考えながら作った、こだわりの逸品なのです。

『すりバチ』を使って実際にすってみた

『すりバチ』にはスパイス用の小ぶりなサイズと、スパイスはもちろん、ゆで卵などのちょっと大きな食材もつぶせる大きめのサイズがあります。その使い心地を試してみました。

プチプチすれて気持ちいい!『すりバチ』でゴマやスパイスをする

すり鉢でするといえば、まず思い浮かぶのがゴマ。『スパイスすりバチ』でゴマをすってみました。

溝がなくても、しっかりと潰すことができます。すっているとプチプチと音がして、気持ちよかったです。

すった状態で売られている『すりゴマ』と違って、食べる直前にするゴマは、香ばしくて新鮮な風味がしますね。

ピンクペッパーも試してみました。スパイスやハーブをするのにもちょうどよさそうです。

注ぎ口がついているので、作ったソースを料理にかける時も便利です。

意外な使いかた!『すりバチ』でポテトサラダを作ってみる

ちょっと意外ですが、おすすめなのが『すりバチ』で作る、ポテトサラダです。材料もシンプルで、とても簡単ですよ。

【ポテトサラダの材料】

・じゃがいも

・ゆで卵

・きゅうり

・ハム

・マヨネーズ

・マスタード

まず、ゆでたじゃがいもを『すりバチ』へ入れて、潰します。

ある程度潰したら、ゆで卵も投入。すりコギを使って、丁寧に潰していきます。ボウルと違ってガタガタせず、同時にしっかりすってくれるので、かなり楽です。

潰し終わったら、きゅうりやハムを入れ、マヨネーズとマスタードを加えます。スプーンで混ぜ合わせて、できあがり。

『スパイスすりバチ』ですったピンクペッパーと、黒コショウをかけてみました。

しっかり混ざった卵黄の黄色が、すりバチの色味に映えて鮮やか。見た目も味も、おいしくいただきました。

自分好みの食材を加えてもよし、ほかにも手軽にいろいろと試せそうです。

カラーは2種類、すりコギとセットでそろえるのもおすすめ

『すりバチ』のカラーは、黒と白。白はツヤなし黒はツヤありと、釉薬(ゆうやく)の違いにより質感が異なって、どちらもとても味わい深い色合いです。

『すりバチ』(白)

『すりバチ』(黒)

サイズは直径15㎝、高さは6.3㎝。すった後に、そのまま食卓へ出せるデザインです。白か黒、お好みのカラーでどうぞ。

手元にちょうどいいすりコギがない場合は、専用のすりコギとのセットがおすすめです。

天然素材を使った手によくなじむ『すりコギ』は、すりやすい曲面に合わせて作られているので、『すりバチ』とぴったりマッチし、相性は抜群です。

小さめの『スパイスすりバチ』も、白と黒の2種類から選べます。サイズは直径10.6㎝、高さは4.3㎝。ちょうど両手に収まるくらいの使いやすい大きさです。

『スパイスすりバチ』(白)

『スパイスすりバチ』(黒)

少量のゴマや、スパイスをする時に便利です。こちらはすりコギとのセットです。

溝がないとここまで楽なのかと思えるほど、サッときれいに洗えてお手入れがしやすいです。食器として使えるのも、洗い物が減らせて嬉しいポイントでした。

確かにこれなら、気軽にいろいろとすって、料理にバリエーションを持たせることができそうです。和食にも洋食にも使えて、1つあると長く重宝するアイテムですね。


[文・構成/grape編集部]

Share Post LINE はてな コメント

page
top