「知らなかった!」 メーカーに聞いた、シリコン製のヘラのNGな使い方
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※写真はイメージ

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- 取材協力
- 下村企販株式会社
シリコン製のヘラは、先端がしなやかに曲がるため、調理時に役立つ調理器具です。
高温になる調理でも使用可能ですが、例えば「こんな状況では使わないほうがいい」という、NGな使用方法はあるのでしょうか。
シリコン製のヘラなどのキッチン用品を販売する、下村企販株式会社(以下、下村企販)に聞いてみました。
シリコン製の調理器具、こんな使い方はNG!
そもそも、なぜシリコン製の製品は、高熱になる調理方法でも使用可能なのでしょうか。下村企販からは、このような回答がありました。
ケイ素を主体としたシリコンに化学反応を加えて精製した化合物を『シリコンゴム』と呼びます。
このシリコンゴムは、ほかの樹脂に比べて高温でも変化しにくいので、フライパンや鍋など高温になる調理器具の温度条件下で使用が可能です。
ゴム素材の製品は熱に弱いイメージがありますが、シリコンゴムは高温でも問題なく使用できる構造になっているのですね。
※写真はイメージ
高温になる温度条件下でも使用できるヘラやスプーンなどのシリコン製のキッチン用品ですが、使用を避けたほうがいいケースはあるのでしょうか。同じく下村企販によると…。
シリコン製の調理器具には耐熱温度が設定されています。この設定温度を超えるような使用のほか、直火の使用もNGです。
ほかにも、タワシや磨き粉、金属でこすると傷が付くので避けたほうがいいですね。
続けて、このようなアドバイスもありました。
使用後は放置せずに食器用洗剤で洗い、水気を拭き取り、よく乾かすようにしてください。汚れたまま放置してしまうと、色移りなどの原因になります。
また、破損の恐れがありますので、無理にねじったり、曲げたりしないのも重要です。
高熱に耐え、さまざまな料理で活躍するシリコン製の調理器具ですが、高すぎる温度下や直火での使用はNGです。
長く大切に使うためにも、適切なシチュエーションでの使用を心がけましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]