社員旅行の欠席を伝えたら? 上司の『怒り』に考えさせられる
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配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。

「急いで猫のふりをしたのかも」 飼い主が怖くなった光景がこちら猫のぽーくんは、飼い主さんが帰宅すると、まるで人間のように座っていたのでした。
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人にはさまざまな事情があり、時には社会の『常識』や『理想とされる生き方』から外れざるを得ない時があります。
neko neko(neko_to_kosodate)さんも、父親が亡くなってから気持ちが沈み、会社でつらい思いをした1人。Instagramに投稿されたエッセイ漫画の中から、社員旅行のエピソードをご紹介します。
『社員旅行を欠席したら上司に怒鳴られた話』
現代の感覚では、「父親が亡くなって、投稿者さんの心がどれほど傷付いているかも知らないで…」と上司が悪者に思えてしまいそうなエピソード。ですが、後に上司にも事情があったことが判明しました。
上司は女性の活躍が難しい時代から理想像を追いかけ、会社全体のことを考えて働いていたのです。しかし、理想像を追いかけ続けた結果、他人だけでなく自分自身も追い込んでしまいました。
社会のレールから外れるのはもちろん、『レールに乗った人生』の選択にもつらいものがあったのです。
この出来事から気付いたことを、投稿者さんは次のようにつづっています。
「もう少し肩の力を抜いて生きたらいいのに」とか、いってしまいがちですけど、肩に力を入れざるを得ない理由が人それぞれあるんですよね…。
「こうあるべき」という理想像から外れないように頑張り続け、次第に疲弊していくのは、誰にでもあり得ること。
でももう少し、柔軟性のある社会だったならどうだったんだろう…とB川リーダーを思い出す時に考えてしまいます。
肩に力を入れて、踏ん張らなければならない時もあるでしょう。しかし、いつまでも力んでいては、いつか人間は壊れてしまいます。
力を抜きたい時に、誰でも立ち止まってひと息つけるような社会になることを願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]