社員旅行の欠席を伝えたら? 上司の『怒り』に考えさせられる
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
人にはさまざまな事情があり、時には社会の『常識』や『理想とされる生き方』から外れざるを得ない時があります。
neko neko(neko_to_kosodate)さんも、父親が亡くなってから気持ちが沈み、会社でつらい思いをした1人。Instagramに投稿されたエッセイ漫画の中から、社員旅行のエピソードをご紹介します。
『社員旅行を欠席したら上司に怒鳴られた話』
現代の感覚では、「父親が亡くなって、投稿者さんの心がどれほど傷付いているかも知らないで…」と上司が悪者に思えてしまいそうなエピソード。ですが、後に上司にも事情があったことが判明しました。
上司は女性の活躍が難しい時代から理想像を追いかけ、会社全体のことを考えて働いていたのです。しかし、理想像を追いかけ続けた結果、他人だけでなく自分自身も追い込んでしまいました。
社会のレールから外れるのはもちろん、『レールに乗った人生』の選択にもつらいものがあったのです。
この出来事から気付いたことを、投稿者さんは次のようにつづっています。
「もう少し肩の力を抜いて生きたらいいのに」とか、いってしまいがちですけど、肩に力を入れざるを得ない理由が人それぞれあるんですよね…。
「こうあるべき」という理想像から外れないように頑張り続け、次第に疲弊していくのは、誰にでもあり得ること。
でももう少し、柔軟性のある社会だったならどうだったんだろう…とB川リーダーを思い出す時に考えてしまいます。
肩に力を入れて、踏ん張らなければならない時もあるでしょう。しかし、いつまでも力んでいては、いつか人間は壊れてしまいます。
力を抜きたい時に、誰でも立ち止まってひと息つけるような社会になることを願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]