英・ヘンリー王子が王室から『卒業』か 引退声明の背景に『いじめ問題』
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イギリス王室のヘンリー王子とその妻であるメーガン妃が「王室の中心メンバーから退き、経済的に自立する」との声明を出し、イギリス中に衝撃が走っています。
公式Instagramに投稿された声明は以下の通り。
イギリスとアメリカを行き来しながら暮らすという、これまでに類をみない新たな王族としての形を模索しているヘンリー王子とメーガン妃。その決断の背景にはメーガン妃に対する『いじめ問題』も絡んでいるようです。
ヘンリー王子との交際が明らかになって以降、容姿批判や、家族批判、王子に近づいた理由を疑われるなど、タブロイド紙の誹謗中傷の標的となってきたメーガン妃。
出産後もそういった中傷はエスカレートし、2019年にヘンリー王子・メーガン妃はタブロイド紙に訴訟を起こしています。訴訟の際、ヘンリー王子は声明に自身の言葉をつづっていました。
今回の報道に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。
・イギリス王族は自分の意思で地位から退くなんてできるんだね。日本の皇室では考えにくいな。お国柄かな。
・王位をかけた愛ですね。2人が幸せなら応援します。
・妻を守る姿勢は好感。でも自立は難しそう。
・いいと思う。自分がやりたいことをするために頑張るのが、正しい人生の生き方だと思うよ。
王族として敷かれたレールを歩むのでなく、自分たちの道を模索することを選んだヘンリー王子とメーガン妃。
一方で、「エリザベス女王は今回の2人の決断を事前に知らされていなかった」と報道されており、現地では「早急すぎる決断」という声も上がっているそうです。
今後の動向を、世界中の人が注目しています。
[文・構成/grape編集部]