110番通報、緊急性のないものが約2割 その呆れた通報内容とは
公開: 更新:
ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
消防局「法律で禁止されています」 注意喚起に「気を付けます」もしも、火災が発生した場合、頼みの綱となるのが、消防局です。消火する際には、消火栓や防火水槽の水が使用されるのですが、普段、どこにあるか意識していますか。
事故や、事件などが起きた時に警察を要請する110番通報。
警察に通報することで、命を救う場合もあるでしょう。
しかし、2019年1~11月に寄せられた110番通報の829万9775件の約2割にあたる152万4542件の通報は「緊急性のないものだった」と警視庁が発表しました。
不急の時は警察相談専用電話『#9110』を
必要のない通報の内容は、多くの人が怒りの声をあげるものでした。その内容の一部がこちらです。
「免許更新の方法を教えて」
「子供がいうことを聞かないので警察官が叱って」
「家の中にゴキブリがいる」
どれも、警察の対応を必要としないものばかり。
このような通報によって、一刻を争う事態の通報がつながらないことも考えられます。
警視庁は、不急の場合は相談専用電話である『#9110』の利用を呼びかけました。
緊急性のない通報に多くの人が憤りのコメントをしています。
・迷惑すぎる。本当に必要な人の電話がつながらないのはおかしい。
・「自分で解決しなよ」と思うものばかり。非常識だな。
・そんなことで通報するなんてありえない。許せませんね。
・以前通報したら全然つながらなかった。いたずらの電話は、本当にやめてほしい。
緊急性のある通報の中で最多だったのは、交通に関する通報だったといいます。
人の命もかかわることのある通報。本当に必要としている人の元にすぐにつながるよう、非常識な利用が減ることを願います。
[文・構成/grape編集部]