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カルビー、『働き方改革』で単身赴任解除へ 「素晴らしい!」「いい企業」と称賛の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2020年1月から世界中で感染拡大し、多くの人の生活に影響を与えている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。

コロナウイルスとの共存を目的として政府は新しい生活様式を提案し、日常生活での感染対策を呼びかけています。

これまで通りに一人ひとりが手洗いやうがいを心がけるだけでなく、社会全体が時代に合わせて変わる必要があるのです。

感染拡大を受けての、カルビーの『働き方改革』に称賛の声

同年6月25日、『ポテトチップス』や『じゃがりこ』などのスナック菓子などを製造・販売している株式会社カルビーが、新しい働き方について発表。

コロナウイルス感染症の影響を踏まえた新たな働き方『Calbee New Workstyle』を、同年7月1日からオフィス勤務者約800人を対象に適用することを明かしました。

『Calbee New Workstyle』による変更点は、以下の3つです。

【モバイルワークの標準化とフルフレックス導入】

オフィス勤務者は出社勤務ではなく、モバイルワークを原則に。オフィスへは創造性や効率性の向上、直接の意思疎通が必要な場合に出社。

またフレックス勤務のコアタイムを廃止し、より柔軟な働き方を推進。結果的に30%前後の出社率を目安とする。

【単身赴任の解除】

モバイルワークを基本とすることで、業務支障がない旨を所属部門が認めた場合は、単身赴任を解除。

【通勤定期券代の支給停止と、モバイルワーク手当の支給】

通勤定期券代に替わり、オフィスへの出社日数に応じた交通費を実費で支給。

また、モバイルワーク手当(一時金)を新設し、モバイルワークの環境整備に必要な費用を一部補助。

政府は新しい生活様式の1つとして、テレワーク(在宅勤務)を推奨しています。

カルビー社内からは多くの従業員から「働き方を変えてほしい」という声が上がっていたのだとか。カルビーは従業員を守るためにも、働き方改革に踏み切ったのでしょう。

ネットで『Calbee New Workstyle』はまたたく間に話題になり、中でも単身赴任の解除を称賛する声が相次ぎました。

・会社は交通費や単身赴任の家賃等を削減でき、従業員は健康的に働ける。まさに『Win-Win』ですね!

・よく考えてみたら、仕事のせいで家族と暮らせないって本末転倒ですよね。英断です。

・素晴らしい判断だと思う!単身赴任という古い働き方はどんどん見直していってほしい。

これまで単身赴任はごく普通の働き方とされてきましたが、インターネットの進化によって遠方にいても気軽に連絡をとったり、会議に参加したりできるようになりました。

遠方で離れて暮らさなくてはならない単身赴任が減ることで、家族と過ごすかけがえのない時間が増えることでしょう。

カルビーの発表に対し、ネットでは「こういった企業がどんどん増えてほしい」という声も。時代の変化に合わせて、今後もいろいろな企業が後に続くといいですね。


[文・構成/grape編集部]

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