バンクシーの『新作』が話題 地下鉄に描いたメッセージとは…
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「待って」 寝室の窓から見えたものに衝撃「うらやましいとかの域を超えた」「待ってくれ」そんなひと言をX(Twitter)に投稿したのは、イギリスに住んでいる、ざわ(@zawanna425)さん。寝室の窓からあるものを見て、衝撃を受けたといいます。

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イギリスを拠点とする匿名のストリートアーティスト、バンクシーがロンドンの地下鉄で新作を発表。大きな話題になりました。
Instagramに投稿された、制作風景の動画をご覧ください。
「マスクをしないなら乗るな」という一文とともに投稿された動画には、清掃作業員のような格好をしたバンクシーらしき人物が作品を描く様子が映っています。
イギリスでは、2020年7月14日に「新型コロナウイルス感染症の予防策として7月24日から店舗内での買い物客のマスク着用を義務化する」と政府が宣言。その翌日に今回の作品が投稿されました。
ネット上では「それだけマスクもせずに、感染を広げてる人が多い」「一瞬見ただけだと、落書きに思えるけど、メッセージは共感する」などさまざまな声が寄せられています。
動画の最後は「ロックダウンで閉じ込められても再び立ち上がる」というメッセージで締めくくられていました。
イギリスのメディア『BBC』によると、ロンドン交通局はこの作品を「落書き防止のルールに基づいて数日前に消した」とのこと。
残念ながら実物を見ることはもうできませんが、バンクシーのメッセージは、人々に影響を与えたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]