grape [グレイプ]

うがい薬を求め、客が殺到 ドラッグストアの店員は…?

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Tweet LINE コメント

2020年8月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による感染の脅威は未だ衰えていません。

同月4日、大阪府の吉村洋文知事が記者会見を開き、コロナウイルス軽症患者が『ポビドンヨード(抗微生物成分)』を配合したうがい薬を使用したところ、唾液内のウイルスが減少したと発表。

そのうえで、「研究段階で効果は確定的ではないが、ポビドンヨードを使ってのうがいの励行を呼びかけたい」としました。

しかし会見後、多くの医療従事者から「仮説の段階で軽率な発表をしないで」と批判的な声が相次ぎ、5日の記者会見では「うがい薬に予防や治療の効果はない」と釈明しています。

会見後、ドラッグストアに客が殺到

Twitterに実録漫画を投稿したのは、ドラッグストアで働く、はなぶささとし(@peso727)さん。

吉村知事の会見が行われた日、はなぶささんは仕事が休みだったため、美容院に髪を切りに行っていました。

次の日、切りたての髪を整え職場に向かったのですが…。

同年2~6月には、ドラッグストアにマスクや消毒液、トイレットペーパーを買い求める客が殺到。

多くの品物が品薄状態となり、中にはマスクなどを買えない怒りを店員にぶつける客も現れ、ドラッグストアや日用品店で働く多くの人が疲弊していました。

品薄状態が改善してきた同年8月現在でしたが、今回の吉村知事の発表により、以前の騒動と同様、全国のドラッグストアにうがい薬を求める客が再び殺到したのです。

今回の騒動で、はなぶささんはこのようなことに気が付いたといいます。

・人は同じことを繰り返す。

・やっぱり『うがい薬売り切れ』などの貼り紙があっても読んでくれない人がいる。

・テレビ番組の報道をうのみにしてはいけない。

・みんな不安だから安心がほしいということ。

・こんなことがあっても人々に健康でいてほしいと思えること。

多くの人がドラッグストアに殺到した後も「人々に健康でいてほしい」と思えたという、はなぶささん。

大変な状況の中でも人の健康を想える、はなぶささんに頭が下がります。

投稿には「本当にお疲れ様です」「不安定な状況だからこそ、真新しいニュースに踊らされてはいけない」という声が寄せられました。

うがい薬はコロナウイルスの特効薬ではないことを念頭に、引き続き人混みを避け、手洗いを徹底的に行うなど各自で感染対策を行いましょう。

また、1日でも早くコロナウイルスが終息し、仲間が髪を切ったことに気が付けるくらい余裕のある世の中に戻ってほしいものですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@peso727

Share Tweet LINE コメント

page
top