「どうか、耐えてもらいたい」吉田茂が防衛大生に贈った言葉が再び注目を集める

By - grape編集部  公開:  更新:

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写真はイメージです

2015年9月10日、茨城県・栃木県・宮城県を始め、各地で起こった台風による災害。消防・警察・海上保安庁・自衛隊など、多くの人が災害救助にあたりました。

ヘリコプター、ボートによる救助活動

彼らの活躍を受けて、吉田茂元首相の言葉が注目を集めています。

それは、吉田茂著の「回想十年」や、平間洋一著の「大磯を訪ねて知った吉田茂の背骨」にも記述がある、昭和32年(1957年)に防衛大学第一期生へと向けた言葉です。

防衛大学校第一期学生に対する訓辞

君たちは自衛隊在職中決して国民から感謝されたり、歓迎されたりすることなく自衛隊を終わるかも知れない。非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。ご苦労なことだと思う。

しかし、自衛隊が国民から歓迎されチヤホヤされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときとか、国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。

言葉を換えれば、君たちが日陰者であるときのほうが、国民や日本は幸せなのだ。

どうか、耐えてもらいたい。自衛隊の将来は君たちの双肩にかかっている。しっかり頼むよ。

吉田茂著「回想十年」、平間洋一著の「大磯を訪ねて知った吉田茂の背骨」 ーより引用

一人でも多くの方の無事を願うとともに、救助にあたる皆さんも、安全に活動を続けられることを願います。

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出典
@JGSDF_pr国立国会図書館サーチ

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