「どうか、耐えてもらいたい」吉田茂が防衛大生に贈った言葉が再び注目を集める By - grape編集部 公開:2015-09-11 更新:2017-06-30 自衛隊 Share Post LINE はてな コメント 写真はイメージです 2015年9月10日、茨城県・栃木県・宮城県を始め、各地で起こった台風による災害。消防・警察・海上保安庁・自衛隊など、多くの人が災害救助にあたりました。 ヘリコプター、ボートによる救助活動 茨城県における大雨に伴う孤立者救助等に係る災害派遣活動の状況です。 #自衛隊 #茨城 #災害派遣 #大雨 pic.twitter.com/vQ8CECNUmX— 陸上自衛隊 (@JGSDF_pr) 2015, 9月 10 彼らの活躍を受けて、吉田茂元首相の言葉が注目を集めています。 それは、吉田茂著の「回想十年」や、平間洋一著の「大磯を訪ねて知った吉田茂の背骨」にも記述がある、昭和32年(1957年)に防衛大学第一期生へと向けた言葉です。 防衛大学校第一期学生に対する訓辞 君たちは自衛隊在職中決して国民から感謝されたり、歓迎されたりすることなく自衛隊を終わるかも知れない。非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。ご苦労なことだと思う。 しかし、自衛隊が国民から歓迎されチヤホヤされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときとか、国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。 言葉を換えれば、君たちが日陰者であるときのほうが、国民や日本は幸せなのだ。 どうか、耐えてもらいたい。自衛隊の将来は君たちの双肩にかかっている。しっかり頼むよ。 吉田茂著「回想十年」、平間洋一著の「大磯を訪ねて知った吉田茂の背骨」 ーより引用 一人でも多くの方の無事を願うとともに、救助にあたる皆さんも、安全に活動を続けられることを願います。 出典 @JGSDF_pr/国立国会図書館サーチ Share Post LINE はてな コメント
2015年9月10日、茨城県・栃木県・宮城県を始め、各地で起こった台風による災害。消防・警察・海上保安庁・自衛隊など、多くの人が災害救助にあたりました。
ヘリコプター、ボートによる救助活動
彼らの活躍を受けて、吉田茂元首相の言葉が注目を集めています。
それは、吉田茂著の「回想十年」や、平間洋一著の「大磯を訪ねて知った吉田茂の背骨」にも記述がある、昭和32年(1957年)に防衛大学第一期生へと向けた言葉です。
防衛大学校第一期学生に対する訓辞
一人でも多くの方の無事を願うとともに、救助にあたる皆さんも、安全に活動を続けられることを願います。