『母性』を感じず悩む母親、その後の気付きに「ハッとする」
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

撮影者「…お前今どんな心境なんよ」 湖で野鳥が?「夜勤で乾き切った心に効く」「…お前、今どんな心境なんよ」というひと言とともに、1枚の写真をXで公開したのは、土井一心太(@aganoya)さん。なんでも、新潟県阿賀野市に位置する瓢湖(ひょうこ)で、ある野鳥が独特なポーズで静止していたといいます。
- 出典
- @shiokmbbb
『母親が子供を愛おしく感じ、育てたいと感じる気持ち』のことを『母性』と表現されることがあります。
赤ちゃんが生まれると、母性は自然と出てくるものだと考えている人も多いのではないでしょうか。
母親になるということ
しおこ(@shiokmbbb)さんのあるエピソードをご紹介します。
女の子を出産してから6か月が経った頃のこと。
しおこさんは赤ちゃんの後ろ姿を見ながら、ふと出産した時のことを思い出します。
母性は、出産後自然とあふれてくると思っていたしおこさん。しかし赤ちゃんと対面しても母性のようなものを感じることはできず、戸惑います。
母性と向き合う間もなく忙しない子育ての日々がスタートし、6か月の月日が流れました。
そんなある日、すくすくと育っていく赤ちゃんを見つめながら、しおこさんはこう感じたのです。
あなたの存在が、ただただ愛おしくて。胸が苦しくなるくらい、愛おしくて。
これが母性というものか分からないけど、私の心はいつの間にか『お母さん』になっていた。
しおこさんには、娘さんの存在が「ただひたすらに愛おしい」という気持ちが芽生えていました。
出産後すぐに赤ちゃんを愛おしいと感じたというよりも、一緒に過ごす何気ない日々の中で、しおこさんは少しずつ『母性』に似た気持ちになっていったのです。
ネット上では、子を持つ親からさまざまなコメントが寄せられました。
・私も最初は赤ちゃんの命を守ることに必死で、母性が何か全然分からなかったです。でも今は、あの頃がどれだけ愛しい時間だったかと思います。
・子育てをしたのはもう何年も前ですが、ウルッときてしまいました。子が手を離れてみると、子育てに没頭していた頃をとても懐かしく思います。
・子育ては楽じゃないし苦しいこともたくさんあるけど、そんな時間が大事なのかもしれませんね。時には肩の力を抜いて、一日一日を大切したいと思います。
決して楽なことばかりではない子育て。
しかしそんな日々の先で、昔を振り返り「あの頃の記憶がたまらなく愛おしい」と感じる日がくるのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]