サンタさんへの手紙を風船につけて飛ばした姉妹 それを拾った人物は…?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
「幼い頃、願いごとを書いた紙を風船につけて飛ばしたことがある」という人はいるのではないでしょうか。
アメリカのカンザス州に住む4歳の双子の姉妹、ルナちゃんとジアネッラちゃんも、そんな夢をもった女の子たち。
2人は2020年のクリスマス前に、北極にいるサンタクロースに宛てた手紙を風船につけて飛ばしました。
海外メディア『Good Morning America』によると、姉妹の母親であるレティシアさんは「風が強い日だったし、風船はどこかでなくなるか、木にひっかかるだろう」と思っていたといいます。
少女が飛ばした風船を拾ったのは…
レティシアさんたちはメキシコでクリスマス休暇を過ごしたのだそう。
そして休暇後、自宅に戻ってくると、ルナちゃんの風船の写真がFacebookでシェアされていることを知ります。
写真の投稿者はルイジアナ州に住むアルヴィン・バンバーグさん。
そこには「この風船を森で見つけました。いつ飛ばされたものかを知りたいのです。約965㎞以上を旅してきたようです。ご自由にシェアしてください」と書かれていました。
この投稿は200回以上シェアされ、レティシアさんのところまで届き、彼女とアルヴィンさんは電話で話すことができました。
アルヴィンさんはルナちゃんの手紙を読んで「姉妹の願いを叶えてあげたい」と思ったのだそう。
そこで自らが『サンタクロースの使い』の役目を果たすことに決め、家族や友人たちと協力してルナちゃんの『欲しいものリスト』に書かれていたものを買い集めます。
こうしてそろったプレゼントを姉妹の家に送ったのです。
しかし1つだけ、郵送できないものがありました。それは『子犬』。
そこでアルヴィンさんは、自分で車を運転して子犬を姉妹の家に届けることにしたのです。
大喜びのルナちゃんとジアネッラちゃんを見てアルヴィンさんは、こう語っています。
レティシアさんは「あなたは永遠に私たち家族の一員です」とアルヴィンさんへ感謝を伝えました。
この出来事以来、アルヴィンさんとレティシアさんたちは友人となり、よく連絡を取り合っているそうです。
もし風船が落ちてもいても、気にせずに通り過ぎてしまう人もいるでしょう。または風船を拾っても、見ず知らずの子供が書いた手紙に対して行動を起こす人は多くないかもしれません。
顔も知らない幼い姉妹の願いごとを全力で叶えたアルヴィンさん。
彼はルナちゃんとジアネッラちゃんにとって、まさしく『サンタクロースの使い』だったに違いないでしょう。
[文・構成/grape編集部]