「どうかお願い致します」 寺が『除夜の鐘についての手紙』を公開、内容に心動かされる
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
年越しの風物詩である『除夜の鐘』。煩悩の数である108回鐘を突く音を聞くと、風情を感じるものです。
しかし、除夜の鐘を騒音ととらえ「うるさい」というクレームを寺に入れる人も。クレームを受けた寺の一部は除夜の鐘を中止にしたり、夕方や昼間に時間を変更して実施したりなどの対応を迫られたといいます。
日本各地で除夜の鐘のトラブルは起きていますが、クレームの声が目立つだけで決して中止を願う声が多いわけではありません。
毎年届く手紙に、ホロリ
東京都世田谷区にある常徳院の関係者が、毎年届く除夜の鐘に関しての手紙をInstagramに公開。
つづられていた、温かな言葉とは…。
昨年は除夜の鐘をついてくださりありがとうございます。
今年もお待ちしております。
メディアに流されることなく、お寺様たちが除夜の鐘の意味を知らしめてほしい。
時流に流されず日本の歴史を守ってください。
どうかお願いいたします。
かしこ
常徳院が変わらず除夜の鐘を突くことを応援する声。
手紙を受け、投稿者さんは「このすばらしいお声がある限り、時流に流されることなく続けてまいりたいと思います」とコメントしています。
苦情以外の声を届けようと思う人は少数派。しかし、声を届けなければ苦情ばかりが目立ってしまうものです。
わざわざ応援の声を届けてくれる人は、本当にありがたい存在だと改めて気付かされますね。
※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。
[文・構成/grape編集部]