ホームシアターにおすすめのスピーカー&プロジェクター6選!
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映画やドラマを迫力のある音と映像で楽しみたい人には、ホームシアターがおすすめです。
部屋の広さや見たいコンテンツの種類によって、ホームシアターに適した機器は異なります。
スピーカーやプロジェクターを選ぶ時は、機器の特徴を理解した上で選ぶことが大切です。
当記事では、ホームシアターにおすすめのスピーカーやプロジェクターの選び方を解説します。
ホームシアターの機器をどのように選べばよいか分からず迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ホームシアターとは?
※写真はイメージ
ホームシアターとは、音量や音質に優れたスピーカーと、大画面で投影できるプロジェクターを組み合わせて作る映像コンテンツの視聴システムです。
ホームシアターに使用するスピーカーは、テレビなどに付いている一般的な音響機器と比べて、より臨場感のある音が楽しめます。
また、プロジェクターは投影面から距離を取るとサイズを広げられるため、テレビよりも大画面で映像を再生することが可能。
映画館と異なり、好きなタイミングで再生を一時停止したり、家族や友人と話したりできることがホームシアターのメリットです。
ホームシアター用のスピーカーの選び方
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ホームシアターに使えるスピーカーは、製品によって音の特徴や再生できる音源の種類が異なるため、目的に合うスピーカーを選ぶことがポイントです。
また、ホームシアターを設置する部屋の広さや、デザインなども考慮して選びましょう。
ここでは、ホームシアター向けのスピーカーの選び方を解説します。
【種類】サウンドバーかマルチスピーカーか
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ホームシアター向けのスピーカーは、本体の形状によってサウンドバーとマルチスピーカーの2種類に分けられます。
サウンドバー
サウンドバーとは、棒のような形状の本体に複数のスピーカーが収まっているタイプです。
サウンドバーのメリットとして、コンパクトなため設置場所を選ばないことや、価格がリーズナブルなことが挙げられます。
一方、サウンドバーを置く場所によっては、映像機器のリモコン受光部をふさいでしまう点がデメリットです。
マルチスピーカー
マルチスピーカーは、複数のスピーカーをそれぞれ独立して設置するタイプです。
マルチスピーカーのメリットとして、視聴者の周りを囲むように配置すると、より臨場感のある音を楽しめる点が挙げられます。
また、部屋の間取りに合わせて複数のスピーカーを好きな場所に置けることや、個々に音量を調整できることもマルチスピーカーのメリット。
一方、サウンドバーと比べて設置に手間がかかる上、狭い部屋では設置スペースが足りなくなることがマルチスピーカーのデメリットです。
【サブウーファー】重低音を再生したいか
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サブウーファーとは、音域が低い音の再生に特化しているスピーカーです。製品によってサブウーファーの有無が異なります。
サブウーファーが付いているスピーカーでは、重低音をより強調して楽しむことが可能です。
サブウーファーの主な種類として、密閉型とバスレフ型が挙げられます。
密閉型はサイズの大きなサブウーファーで、アンプで増幅された迫力のある重低音が特徴です。
バスレフ型は穴の開いた本体で低音を増幅するタイプで、小型ながらしっかりとした重低音を再生できます。
アクション映画や音楽ライブ、スポーツ観戦などを大迫力で楽しみたい人には、サブウーファー付きのスピーカーがおすすめです。
【ch数】部屋の広さも考慮した音響か
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ch数は製品に含まれるスピーカー数を表します。ホームシアター向けのスピーカーでは、以下の3つのchから選ぶことが可能です。
2.1ch
2.1chのスピーカーには、視聴者の前方に置くフロントスピーカーが2つとサブウーファーが含まれています。
2.1chのメリットは、スピーカーの数が少ないため、限られたスペースでも設置できることです。また、サブウーファーが付いており、一般的なスピーカーと比べて幅広い音域を再生できます。
2.1chのデメリットは、スピーカーが前方にしかないため、よりch数の多い製品と比べて平面的な音となってしまう点です。
ただし、バーチャルサラウンドと呼ばれる機能を搭載している製品は、2.1chであっても空間的な音響が楽しめます。
5.1ch
5.1chのスピーカーは、フロントスピーカーが2つとセンタースピーカー1つ、リアスピーカー2つにサブウーファーが含まれるセットです。
5.1chのメリットとして、前方だけでなく後方からも音が再生されるため、立体感を高められる点が挙げられます。また、バーチャル3Dサラウンドと呼ばれる機能を搭載している製品は、上方向からの音も再現することが可能です。
5.1chのデメリットとして、部屋がある程度広くないと設置できない点が挙げられます。また、2.1chのスピーカーと比べると割高です。
7.1ch
7.1chのスピーカーには、5.1chの構成に加えて、後方に2つのサラウンドバックスピーカーが含まれています。
7.1chのメリットは、360度全方向の音をより忠実に再現できる点です。より没入感のあるホームシアターを楽しめます。
7.1chのデメリットは、より広いスペースが必要であること、5.1chよりもさらに割高であることなどです。
部屋の広さを考慮して、適切なch数のスピーカーを選びましょう。
【出力】大音量で楽しみたいか
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出力が大きいスピーカーほど、より大きな音を再生することが可能です。スピーカーの出力はワット数で表されます。
6~12畳程度の部屋でホームスピーカーを設置する場合は、定格出力が40~100Wあれば十分です。大音量で楽しみたい場合は300~600Wなど、定格出力が大きなスピーカーを選びましょう。
アンプを接続して音を増幅できるタイプのスピーカーを選ぶ時は、アンプとスピーカーの出力を合わせる必要があります。
出力が大きなスピーカーを選んだとしても、アンプの出力がスピーカーより小さければ音が増幅されません。
また、部屋の広さに対してスピーカーの出力が大きすぎると、騒音で苦情を受ける場合があります。近所の迷惑にならない適度な出力のスピーカーを選びましょう。
【フォーマット】希望の音源に対応しているか
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再生するコンテンツによって、立体的な音響を再生するために使われている音源のフォーマットが異なります。
スピーカーが音源のフォーマットに対応していない場合、ch数が多くても臨場感のある音声を楽しむことができません。
サラウンド音響のフォーマットは、DVDやPCゲームなどで使用されている『Dolby Digital』が一般的です。
ブルーレイディスクなどでは、より高音質な『Dolby TrueHD』や『DTS-HD Master Audio』などのフォーマットが採用されています。
『Dolby Atmos』や『DTS:X』などのフォーマットでは、前後左右だけでなく上方向からの音も楽しむことが可能です。
視聴したいコンテンツで使われているフォーマットを調べて、対応しているスピーカーを選びましょう。
【配線】見た目を意識するか音質を重視するか
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ホームシアター向けのスピーカーを選ぶ時は、配線の種類も重要なポイントです。
音響用のケーブルを使って有線接続するタイプのスピーカーは、音質の劣化を最小限に抑えられます。ただし、配線をまとめないと散らかって見えてしまうでしょう。
特に、スピーカーの数が多いタイプの製品では、配線をコンパクトにするための工夫が求められます。
Bluetooth接続対応のワイヤレススピーカーは、ケーブルがないためきれいに設置することが可能です。ただし、無線接続では音の遅延や音質の劣化が起きる場合があります。
見た目を意識したい場合は、ワイヤレス式のスピーカーがおすすめです。一方、音質を重視する場合は有線接続のスピーカーが適しています。
ホームシアターにおすすめのスピーカー3選
ホームシアターに注力しているオーディオ機器メーカーのスピーカーは、臨場感のある音を再生する独自技術や、スタイリッシュなデザインが特徴。
特におすすめのスピーカーは以下の3つです。
『SONY HT-A9』
『SONY HT-A9』は4つのスピーカーで構成されています。ソニー独自のサラウンド技術が搭載されているため、4つのスピーカーを配置すると部屋全体に広がるような音を再生可能です。
各スピーカーはワイヤレスで接続されており、見た目に配慮したい人も快適に利用できます。
また、スピーカー本体がコンパクトなため、広いスペースが取れない部屋でもホームシアターを楽しめる点が『SONY HT-A9』の特徴です。
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『SONY HT-A7000』
『SONY HT-A7000』はサウンドバータイプのスピーカーで、7.1chに相当するスピーカーがコンパクトに収納されています。
ビームトゥイーターと呼ばれる最新技術により、壁から音を反射させて立体的な音を作り出すことが可能です。
縦方向にも音を放射するため、天井にも2つのスピーカーがあるかのような音響が楽しめます。サウンドバータイプのため設置スペースを取らず、配線の接続も簡単です。
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『BOSE Lifestyle® 650 home entertainment system』
『BOSE Lifestyle® 650 home entertainment system』は5.1chのマルチスピーカーで、臨場感のある音響効果と美しいデザインが両立しています。
サブウーファーにはBOSE独自の技術が使用されていて、コンパクトながら迫力のある重低音を楽しむことが可能です。
ワイヤレス接続のため、配線を取りまとめる手間がかかりません。Wi-FiネットワークやBluetoothに接続すると、ホームシアター用のスピーカーとしてだけでなく、音楽再生にも活用できます。
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ホームシアター用のプロジェクターの選び方
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ホームシアター向けの家庭用プロジェクターは、設置する部屋の広さや求める画質などを基準に選びましょう。
また、再生機器と接続するための端子にも注意する必要があります。
高画質ながらテレビ画面よりも大きなサイズで映像を楽しめることが、プロジェクターを利用するメリットです。
ここでは、ホームシアター用のプロジェクターを選ぶ基準について解説します。
【投影距離】必要なスペースを確保できるか
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投影距離とは、スクリーンや壁など映像を投影する場所からプロジェクターまでの距離です。
一般的に、大きな画面で投影する時ほど、長い投影距離を確保する必要があります。性能の高いプロジェクターの場合、より短い投影距離で大画面を投影することが可能です。
十分な投影距離が確保できない時は、短焦点タイプのプロジェクターが適しています。
通常のプロジェクターは投影距離が1~3m必要となる一方、短焦点タイプでは20㎝程度の投影距離で利用できる点が特徴です。
また、天井投影タイプのプロジェクターも、十分なスペースを確保できない場合に向いています。
一般的な部屋では床から天井まで2m以上の距離があるため、プロジェクターを設置する位置にかかわらず大きな画面を楽しむことが可能です。
【解像度】見たいコンテンツに適した画質か
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プロジェクターの種類によって、対応している解像度が異なります。
解像度とは、画面を構成する点の数を表す指標です。解像度が高いほど、より高画質な映像を楽しむことができます。
オンラインで配信されている動画などは、フルHDと呼ばれる解像度が主流です。画質にこだわりたい場合は、最低でもフルHD以上に対応しているプロジェクターが適しています。
さらに高画質で映像を楽しみたい場合、4Kと呼ばれる解像度に対応しているプロジェクターを選びましょう。
ただし、高い解像度に対応しているプロジェクターを用意しても、再生するコンテンツが低画質だときれいに映りません。
ホームシアターを楽しむ時は、再生するコンテンツ自体の画質も確認しましょう。
【投影方式】コストと画質のどちらを取るか
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プロジェクターの投影方式には3つの種類があります。種類によってコストと画質が異なるため、重視する要素に応じて投影方式を選ぶことがポイントです。
『DLP方式』
『DLP方式』と呼ばれる投影方式は、現在流通している多くのプロジェクターで採用されています。『DLP方式』は反射型ミラーを使用して映像を投影する仕組みで、低コストな点が特徴です。
また、小型化が容易なためコンパクトな製品が多く作られています。ただし、『DLP方式』の画質は高くありません。
『LCOS方式』
『LCOS方式』と呼ばれる投影方式は、ハイエンドモデルのプロジェクターで採用されています。価格が高いものの、解像度が高く色合いも美しい点が『LCOS方式』の特徴です。4K映像などを楽しみたい場合は『LCOS方式』のプロジェクターを選びましょう。
『液晶方式』
『液晶方式』と呼ばれる投影方式は、色合いの美しさが特徴であるため、映像コンテンツの色彩を重視したい人には『液晶方式』のプロジェクターが向いています。
ただし、解像度は『LCOS方式』ほど高くありません。『液晶方式』のプロジェクターは『LCOS方式』よりは安く、『DLP方式』よりは高いことが一般的です。
【接続端子】手持ちの再生機器と接続できるか
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手持ちの再生機器とプロジェクターの接続端子が合っていないと、映像を出力することができません。
現在市場で流通している映像機器には、HDMI端子が備わっているケースが一般的です。
ただし、古い機種ではUSB端子やVGA端子、コンポーネント端子しか備わっていない場合もあります。
端子の変換ケーブルなどを使用すると画質が劣化するため、接続方法を確認した上で適切なプロジェクターを購入しましょう。
ホームシアターにおすすめのプロジェクター3選
高い光学技術や画像処理技術を持つメーカーのプロジェクターは、設置スペースやコンテンツの内容に合わせて高画質な映像を投影できる点が特徴です。
特におすすめのプロジェクターは以下の3つです。
『BenQ TK800M』
『BenQ TK800M』は、スポーツ観戦を楽しみたい人に適しています。4K対応で高画質の映像を楽しめるほか、明るい部屋であっても高輝度で映像を投影できる点が『BenQ TK800M』の魅力です。
フットボールモードやスポーツモードなど、映像の内容に合わせて色味を補正できる機能も付いています。
『EPSON EH-TW7100』
『EPSON EH-TW7100』は、エプソン独自の光学技術を用いた高画質な映像と、優れた設置性が特徴のプロジェクターです。『3LCD方式』と呼ばれる投影方式で、明るく色鮮やかな映像を投影できます。
また、光学レンズシフト機能や、斜め横から投影した映像を補正できる機能が付いているため、限られた設置スペースでも大きな映像を楽しむことが可能です。
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『SONY VPL-VW875』
『SONY VPL-VW875』は、レーザー光源を使用することで映像の明るさと高いコントラストを実現したプロジェクターです。ソニー独自の技術によって、映像をより美しく投影できます。
4K映像にも対応しているため、映画鑑賞やスポーツ観戦などを高画質で楽しみたい人におすすめです。
まとめ
※写真はイメージ
大画面で表示できる映像機器と、複数のスピーカーを組み合わせたホームシアターは、自宅に居ながら映画館のような迫力で映像コンテンツが楽しめます。
ホームシアターに使用するスピーカーを選ぶポイントは、サブウーファーの有無や出力、対応フォーマットなどです。
プロジェクターを選ぶ時は、投影距離や解像度、接続端子の種類などを基準にすると好みに合う機器を見つけられます。
音質のよさや画質の高さなど、重視したいポイントに合わせてホームシアター向けの機器を選びましょう。
[文・構成/grape編集部]