下手な自筆を改善するには? 簡単なコツに「自信ついた!」
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学生時代はもちろん、ご祝儀の封筒など、社会人になっても字を書く機会は多いでしょう。
せっかく書くのなら、字がきれいなほうが受け取る側も気持ちがいいですよね。
書き順は正しく、止め・はねは丁寧になど、きれいに文字を書くコツは耳にしますが、うまく書けず悩む人も多いはず。
そんな人に、バランスのよい『美文字』を書く方法をいくつか紹介します。
まずは、市販の油性ボールペンで、普段どおり意識せずに書いてみました。
書いてみたのは『田中花子様 明日のご予定はいかがでしょうか?』という文面。あまり自筆に自信がないので、バランスが悪く、なんともいえない残念な文字ですね。
では、早速『美文字』になるべく、実践していきましょう。
文字を書く際に気を付ける方法としては、横画を右上がりにし、右下でバランスを取る方法。
全体的に右上がりにしつつ、文字の右下に重心をもってくるように意識すると、文字がきれいに見えます。
『田』のような文字は線と線の間を均等にしましょう。また、文字と文字の間隔を均等にあけると、全体のバランスが整います。
これらを意識して実践してみると、目に見えて美文字になったことが分かりますね。
コツは、とにかくゆっくりと意識しながら書くこと。何度も練習をして習慣化すれば、次第に美しい文字を書けるようになるでしょう。
ただ、いくら文字がきれいでも、文章全体がガタガタだと美しく見えません。
文章全体を整えるためにどのようにすればよいのでしょうか。実践しやすい方法の1つに、中心線を意識してまっすぐに文字を並べるというやり方があります。
慣れないうちは薄く鉛筆で中心線を書くと、やりやすいかもしれません。
実際にやってみた結果、写真左のガタガタな文章に比べて、右のほうが整って見えますよね。
ほかにも、画数の少ない字やひらがなは小さめに、画数の多い字は大きめに書くという方法も。
例えば『明日』だったら画数の多い『明』は大きく、画数の少ない『日』は小さく書いてみましょう。
『ご予定』の場合はひらがなの『ご』は小さく、『予定』は大きく書くといった具合です。
文章によっても変わってくるので一概にはいえませんが、全体のバランスを見ながら文字の大きさも変えて書くと、より美しく見えるでしょう。
これらのコツを意識してみれば、美文字が書けるようになるかもしれません!ぜひ練習してみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]