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名曲『WINDY ROAD』が復活 『FNSチャリティーキャンペーン』の50周年を記念

By - grape編集部  公開:  更新:

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世界では毎年、多くの子供の命が失われています。

特に、厳しい環境に住む貧しい人々は、栄養不良やマラリア・下痢症などの感染症の被害を受けやすい状況です。

そんな環境で暮らす子供たちを支援するため、『FNSチャリティキャンペーン』が始まりました。

『FNSチャリティキャンペーン』は、フジテレビ系列全28局とBSフジが行っている支援活動です。

1974年に日本のテレビ局として初めて、ユニセフ(unicef=国際連合児童基金)と提携して以来、世界の子供への支援活動を続けています。

50周年記念のイメージソングが完成!

『FNSチャリティキャンペーン』は、2023年4月から50周年に突入。

同年3月21日には、50周年を記念したイメージソングが発表されました!

選ばれたのは、歌手のChageさんが率いた伝説のバンド『MULTI MAX』が1991年に発表した名曲『WINDY ROAD』。

Chageさん

約30年前の名曲を、シンガーソングライターの宇海-UUMI-(ううみ)さんと、音楽デュオ『CHAGE and ASKA』の編曲も手掛けていた澤近泰輔(さわちか・たいすけ)さんのユニットが蘇らせます。

左から、宇海-UUMI-さん、澤近泰輔さん

湾岸戦争が勃発した時期に作られた楽曲『WINDY ROAD』には、平和への願いが込められており、ライブでは観客が飛ばした紙飛行機が会場内を舞うことでも知られる人気曲です。

明るくパワフルなメロディーと、未来への希望を感じさせる歌詞は、戦争や自然災害で苦しむアジアやアフリカの子供たちに、元気と勇気を届けることができるでしょう。

『WINDY ROAD』がイメージソングに選ばれたことについて、Chageさんは次のようにコメントしています。

50周年というタイミングで伝統あるFNSチャリティキャンペーンのイメージソングとして、僕の楽曲『WINDY ROAD』が選ばれたことはうれしく思います。

この楽曲をカバーしてくれた澤近君、宇海さんや僕の音楽活動に関係してくださるすべての方々の繋がりがあっての巡り合わせと感じています。

この楽曲は、その当時の世界に対してのメッセージソングとしていましたが、時を経た今の時代にも通じるところがあり、リリースからずっとライブで歌い続けてきたことで、また違った形で誰かの役に立てる楽曲に育っていったのだと思うと感慨深いところがあります。

今年は僕がデビューしてから44年にもなりました。

長く続けられたのはファンの皆様のおかげと常々思いますが、そんな皆様のこの数年は随分と我慢を強いられる状況が続いてきました。

今年こそはコロナ禍前より“より楽しいライブ”とするべく、この楽曲提供のオファーを頂く前からライブツアーのタイトルを『WINDY ROAD』にするとしていました。

これもなにかの巡り合わせと感じています。

今年のライブツアーではたくさんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。

みんなで紙飛行機を飛ばしましょう!

『FNSチャリティキャンペーン』とは…

『FNSチャリティキャンペーン』では、フジテレビ系列全28局とBSフジが協力し、放送やイベント、SNSなどを通じて視聴者に募金への協力を呼びかけています。

年度ごとに支援国を決めていて、2020~2022年度の3年間は世界最貧国の一つといわれるモザンビーク共和国を支援。

50周年を迎える2023年4月からは、2022年6月のモンスーンで国土の3分の1が水没する被害を受けたパキスタンの子供たちを支援します。

『FNSチャリティキャンペーン』では、これまでシンガーソングライターのイルカさんが歌う『まあるい地球は誰のもの』を、テーマソングとして使用していました。

『まあるい地球は誰のもの』もキャンペーンのテーマソングとして、引き続き使用していくとのことです。

イルカさん

30年ぶりに蘇った『WINDY ROAD』をきっかけに、『FNSチャリティキャンペーン』を知る人も多いことでしょう。

この機会に活動に参加してみてください!


[文・構成/grape編集部]

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