バナナをレンチンすると激甘になるという噂 本当にそうなのか屈折糖度計で確かめてみた結果
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離乳食の大きな味方「バナナ」。離乳食初期の赤ちゃんには、電子レンジで温めてペースト状にするなどして食べやすくさせます。
そんな離乳食期の娘を持つ筆者ですが、娘の残したレンチン後のバナナを食べたところ、1つ気づいたことがあります。「めちゃくちゃ甘い!」ということ。
簡単に皮を剥けて手軽に食べられるバナナをレンチンなどするはずもなかった筆者。しかし、レンチンしたバナナは衝撃的な甘さだったのです。
たった50秒でバナナをブースト! 実際の糖度を調べてみた!
そこでネットで調べてみると、確かにバナナをレンチンすると甘くなるという情報が。
実際どれくらい甘くなったのかを、屈折糖度計で調べてみました。
まずは買ってきたばかりのバナナの糖度を計測。シュガースポットもほとんどなく、色は鮮やかな黄色を呈しています。
計ってみると、糖度は約21度。熟していないので食感もまだ固く、パサパサとした口当たりでした。
続いて、先ほどのバナナと同じ房のものをレンチン。やり方は、バナナを丸ごとラップで巻いて、600w50秒加熱します。すると、鮮やかな黄色の皮が、「焼きバナナ」のように黒みを帯びました。
皮をむくと、数日経ったかのような熟した色合いに。特に両端は、かなり柔らかくなっていました。
糖度を計ってみると、約25度! なんと、先ほどのレンチンしていないバナナよりも4度も高くなっていました。
実際に食べてみると、やはり甘い! しかも、先ほどのパサパサとした口当たりが、まるで嘘のようなねっとり食感に。
スプーンやフォークでも簡単にすり潰せるほどの柔らかさになっているので、ヨーグルトに入れたり、スムージーに入れたりと、様々な用途で使えるのではないでしょうか。
たった50秒チンするだけで、数日経過したレベルの熟れ方になるとは思ってもみませんでした。まさにタイパ最強のバナナブースト術!
シュガースポットができるのを待ってられない人は、ぜひ試してみてください!
[文・構成/grape編集部]