まだ青くて硬いバナナ レンジでチンするだけで「一瞬で完熟に!」「これは感動」
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お手頃価格で買えて栄養も豊富なバナナ。皮の表面は「黒くなってきた頃が甘くておいしい」と耳にしたことはありませんか。
バナナの皮にできる黒の斑点は『シュガースポット』といい、この斑点が出始めた頃がおいしく食べられるサインだといわれています。
反対に、緑色の部分が残っているバナナはまだ甘みが足りず、実が固いこともありますよね。
「追熟するまで待つしかないの?」と思いきや、『簡単にバナナをとびきり甘くする裏技』があるのだとか。
早速、まだ固いバナナを使って2通りの方法を実践してみました。
お湯でバナナを温める方法
1つ目は、バナナをお湯で温める方法。
お湯の温度は40~50℃とぬるめのお湯を使うとのことなので、50℃に設定した給湯器のお湯を使用しました。
ボウルにお湯を張り、そこにバナナを皮ごと入れます。
お湯の温度が冷めないよう軽くラップをして、5分ほど置いておきましょう。
5分経ったらお湯を捨てて、バナナを取り出します。
後は温かくなったバナナを1時間ほど放置して、常温に戻せばOK。熱湯ではありませんが、熱いので注意してくださいね。
電子レンジでバナナを温める方法
2つ目は、電子レンジで温める方法です。
バナナを皮ごとラップに包み、600Wで50秒ほど温めます。この時、すでに熟しているバナナを温めてしまうと、ドロドロになってしまう可能性もあります。
「渋くはないけれど、少し甘みが足りない」ぐらいの状態であれば、加熱時間を短くするなど加減してみてください。
電子レンジから取り出してみると、想像以上に皮が真っ黒になっていて驚きました!
電子レンジで温めた後のバナナは大変熱くなっているので、ラップを取り外す際には注意しましょう。
左から『何もしていないバナナ』『お湯で温めたバナナ』『レンジで加熱したバナナ』ですが、特にレンジで温めたバナナは一目瞭然。
それでは、中身の状態をチェックしてみましょう。
電子レンジで加熱したバナナですが、中身は特に変色していないようでひと安心。
包丁を入れてみると、少しねっとりとした感触で『完熟バナナ』の甘い香りがします。
食べてみると、固くて渋かった実がとびきり甘くなっています!温かいまま食べても、少し冷やしてから食べてもおいしいですよ。
一方、お湯で温めたバナナは、甘くなりすぎずサクッと切ることができます。青いバナナ特有の渋みがぐっと減っているので、食べやすくなりました。
バナナの状態やお好みによって、お湯で温める方法もおすすめです。
どちらの方法も手軽にできて時間もかからないので、「すぐにとびきり甘いバナナが食べたい!」という時に試してみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]