熟年夫婦が割った『匂い玉』 夫の一番の記憶がキンモクセイだった理由に「ズルい!」
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- 出典
- hiza.nankoku






触覚や聴覚をはじめとした感覚の中で、嗅覚はもっとも記憶に直結しているといわれています。
例えば、ある特定の匂いをかぐと、昔の思い出がよみがえる現象は、きっと多くの人が体験していることでしょう。
そんな、匂いと記憶をテーマに、HIZA(hiza.nankoku)さんが描いた創作漫画『匂い玉』を紹介します。
夫が匂い玉に閉じ込めたのは…
子供が巣立ち、2人の生活に戻った、1組の熟年夫婦。我が子から送られてきたのは、『匂い玉』と呼ばれるものでした。
かいだ人が一番思い出に残っている匂いがするという『匂い玉』。
妻は、割った後の『匂い玉』から、我が子が赤ちゃんだった時の匂いを、一方の夫はまったく違う、キンモクセイの匂いを感じたといいます。
夫婦それぞれの「一番の記憶」が明かされる場面
妻が感じた赤ちゃんの匂いは、子育て真っ只中の日々を思い起こさせるもの。夫が感じたキンモクセイの匂いは、妻への気持ちが詰まった特別な場所の記憶でした。同じ玉を割っても、夫婦が持つ「一番の記憶」がまったく異なる点が、このストーリーの核心となっています。
そう…夫の一番思い出に残っている匂いとは、若かりし頃に妻にプロポーズした場所に咲いていたキンモクセイだったのです。
恥ずかしそうに顔を赤らめる夫に、こちらまでつられて赤面してしまいそうな、甘酸っぱくてほほ笑ましいストーリー。
読者からは、「なんて素敵なオチ」「こういうのズルい!」と多くの反響が寄せられました。
子供からの贈り物がきっかけとなり、夫婦の間に長年しまわれていた記憶が掘り起こされる展開は、多くの読者に届いたようです。夫が照れながら打ち明けるシーンは、この漫画の中でも特に読者の反応が大きかった場面だったとのこと。
もちろん、実際に『匂い玉』というものは存在しません。しかし、もしもあるとしたら、あなたはどんな匂いを感じるでしょうか…。
[文・構成/grape編集部]