卒園式で息子が母にそっとハンカチを渡した理由 羊の目。の漫画が話題

By - grape編集部  公開:  更新:

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漫画家・イラストレーター

羊の目。

SNSで漫画を発信し、独特なストーリー展開と温かみのあるイラストが話題となる。 著書に『スキありオムライス』『1%ORANGE sideA sideB』『アウトサイダーズ』『おひさまとえんぴつ』。 …続きを読む

子供にいろいろなことを教えるだけではなく、時には子供から教わることもあるのが、子育てのいいところの1つです。

親として教えていたことを、子供がちゃんと理解して、行動に移してくれた時の喜びは、この上ないものでしょう。

羊の目。(hitsujinome)さんが公開した、子育てにまつわる創作漫画が話題になっています。

『卒園式』

ある日、息子の卒園式に出席した、母親。

合唱する我が子の姿を見て、それまでの日々を思い出し、ほろっときてしまったようです。

保護者席から見守る母親の目には、園服を着て一生懸命に歌う息子の姿が映っています。入園からの日々が走馬灯のように思い返され、涙をこらえる様子が描かれています。

すると、息子が母親のもとへと駆け寄ってきて…。

 

退場の列を離れて母のそばへ

退場する列から1人離れて、母親のもとへと駆け寄った息子は、合唱の出来について尋ねました。

しかし、ほかの子供たちを待たせてはいけないと、母親は息子に対して、列に戻るよう伝えます。

式の途中という状況でも母親の顔を確認しに来た息子を見送りながら、「まだまだ子供なんだから…」とひと息ついた母親は、膝の上に置いてあったハンカチに気が付きました。

ハンカチに込められた、母から息子へのメッセージ

実は以前、ハンカチを持ち歩くのが好きではなかった息子に、「周りで誰かが泣いていた時に、ハンカチを渡して、寄り添ってあげてほしい」と伝えていたのです。

ハンカチを持つ意味を「身だしなみ」としてではなく「誰かへの思いやり」として息子に伝えた母親。その言葉を、息子は卒園式のこの日まで、ずっと胸に留めていたことになります。

そのことを思い出しながら、息子が置いていったハンカチで、涙をぬぐう母親なのでした。

【ネットの声】

・なんだよー泣けちゃうじゃないか!私もハンカチが欲しいな。

・ハンカチを持つ理由を素敵な言葉で伝えたお母さんと、ちゃんと覚えていた息子くん。なんていい親子なんだ…。

・ほかの人には分からないようにそっと置いておくのが、お母さんに教わった「寄り添う」ということそのもので、素敵すぎる。

コメントの中には、「そっと置いておく行動そのものが、寄り添うということ」と指摘する声もありました。息子は母親から教わった言葉を、そのまま行動で返したことになります。

「相手に寄り添う」というのは、励ましの言葉をかけることだけではありません。

たとえば、母親にハンカチを渡した息子のように、さりげない行動で相手に思いやりを示すこともできます。

心がぽかぽかと温かくなるのと同時に、大切なことを教わったような気がしますね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
hitsujinome

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