「なんていい親子」「泣けちゃうじゃないか」 卒園式の途中、母を見つけた息子が…
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- 出典
- hitsujinome
子供にいろいろなことを教えるだけではなく、時には子供から教わることもあるのが、子育てのいいところの1つです。
親として教えていたことを、子供がちゃんと理解して、行動に移してくれた時の喜びは、この上ないものでしょう。
羊の目。(hitsujinome)さんが公開した、子育てにまつわる創作漫画が話題になっています。
『卒園式』
ある日、息子の卒園式に出席した、母親。
合唱する我が子の姿を見て、それまでの日々を思い出し、ほろっときてしまったようです。
すると、息子が母親のもとへと駆け寄ってきて…。
退場する列から1人離れて、母親のもとへと駆け寄った息子は、合唱の出来について尋ねました。
しかし、ほかの子供たちを待たせてはいけないと、母親は息子に対して、列に戻るよう伝えます。
「まだまだ子供なんだから…」と、ひと息ついた母親は、膝の上に置いてあったハンカチに気が付きました。
実は以前、ハンカチを持ち歩くのが好きではなかった息子に、「周りで誰かが泣いていた時に、ハンカチを渡して、寄り添ってあげてほしい」と伝えていたのです。
そのことを思い出しながら、息子が置いていったハンカチで、涙をぬぐう母親なのでした。
【ネットの声】
・なんだよー泣けちゃうじゃないか!私もハンカチが欲しいな。
・ハンカチを持つ理由を素敵な言葉で伝えたお母さんと、ちゃんと覚えていた息子くん。なんていい親子なんだ…。
・ほかの人には分からないようにそっと置いておくのが、お母さんに教わった「寄り添う」ということそのもので、素敵すぎる。
「相手に寄り添う」というのは、励ましの言葉をかけることだけではありません。
たとえば、母親にハンカチを渡した息子のように、さりげない行動で相手に思いやりを示すこともできます。
心がぽかぽかと温かくなるのと同時に、大切なことを教わったような気がしますね。
[文・構成/grape編集部]