「なくなったデータが戻りますように」 僧侶の精霊馬が秀逸だった 「うまい!」「シャレが効いてる」
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職場で二度見された弁当 そのビジュアルに「これはたまらない」「最高の弁当」『毎日作るものだから、背伸びしないお手軽弁当』をモットーに、毎日色とりどりな弁当を作っている、おぺこやん(@opeko9618)さん。 ある日、いつものように職場で弁当を食べていたら、職場の人たちに二度見をされたそうで…。
12個入り…だったよね? 変わり果てた『アルフォート』の姿に「笑った」「乱雑に扱った革財布」ある写真をXに投稿した、@suibun_waterさん。 投稿を見て「スマホケース」「財布」といった物を連想する人が、後を絶ちませんでしたが、実は写真にうつっていたのは…。
8月13日から16日の4日間は、この世に故人や祖先が帰ってくるお盆のシーズンです。
この時期、ネット上では野菜のナスやキュウリを用いて作った『精霊馬(しょうりょううま)』の写真が数多く投稿されます。
中にはジェット機に見立てたキュウリなど、ユニークな作品もあり、毎年楽しみに見ている人もいるでしょう。
僧侶が作った『精霊馬』
福岡県北九州市にある、浄土真宗本願寺派永明寺の住職である松崎智海(@matsuzakichikai)さんも、SNSにオリジナルの精霊馬を投稿。
「なくなったデータが戻ってくるのを待ってます」
そんなひと言とともに、公開されたこちらの1枚をご覧ください。
データを保存する、ネットワーク型のハードディスク『NAS(ナス)』が精霊馬に…!
『亡くなる』と『なくなる』、『ナス(野菜)』と『NAS』がかけられていて、シャレの効いた作品に、思わず「座布団1枚持ってきて!」といいたくなります。
投稿には「うまい!じわじわきます」「ナスは帰る時に乗るものだから、来年まで帰ってこなくなるかも」「見られたらまずい画像が戻ってきたりして」などの声が多数寄せられていました。
ちなみに浄土真宗では「往生した人は仏のはたらきとなって、いつでも還ってきてくれる」と考えるため、精霊馬は用いらないそうです。
松崎さんが、あくまでジョークで作ったもののため、残念ながら、なくなったデータが戻る気配はないとのこと。
あの世から大量のデータが、NASに乗って戻ってくるところを想像すると、笑いが込み上げてしまいますね!
[文・構成/grape編集部]