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結局、プリングルス…じゃないの? 一番おいしい『サワークリーム&オニオン』は何か、食べ比べてみると…

By - キジカク  公開:  更新:

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これまでに『のりしお編』と『うすしお編』を実施した『ポテチ食べ比べレビュー』。

今回で第3弾になりますが、最後に選んだ味のタイプは『サワークリーム&オニオン』です。

それぞれメーカーが違う商品を購入して、『1gあたりの価格・味・コスパ』などに着目しながらレビューしていきましょう。

筆者が選んだ商品は以下の3商品。価格は、すべて実際にスーパーやコンビニで購入した時のものです。

・カルビー『スーパーポテト サワークリーム&オニオン味』 (56g)税込み106円。

・湖池屋『湖池屋ストロング 濃サワークリームオニオン』 (55g) 税込み138円。

・プリングルズ 『サワークリーム&オニオン』 (105g)税込み235円。

では上から順に実食していきましょう!

カルビー スーパーポテト 『サワークリーム&オニオン味』

【カルビー スーパーポテト 『サワークリーム&オニオン味』】

価格:税込み106円

内容量:56g

1gあたりの価格:約1.89円

単品での満足度:★★★★☆

おいしさ:★★★☆☆

安定感度:★★★★☆

はじめに取り上げるのは、カルビーから発売されている『スーパーポテト サワークリーム&オニオン味』です。

大人気のサワークリーム&オニオン味にもかかわらず、価格は106円とかなりリーズナブル。1gあたりの価格は約1.89円です。

1枚1枚は厚切りで、表裏はギザギザの凹凸になっており、ザクザクとした食感。

歯ごたえだけでも十分なインパクトがありつつ、噛むたびに広がる酸味と甘味、ガーリックの風味といった旨味全開の味わいが印象的です。

サワークリーム&オニオンならではのガツンとくる味付けで、一度食べ始めたら手が止まらなくなるほどの、やみつき度。

価格に対してのリターンが大きい印象のため、コスパ的にかなり優秀だと思います。

これが基準となると、ほかの商品のハードルが高くなりそうですが、果たして湖池屋とプリングルズは、カルビーとは違うよさがあるのでしょうか。

湖池屋 湖池屋ストロング 『濃サワークリームオニオン』

【湖池屋 湖池屋ストロング 『濃サワークリームオニオン』】

価格:税込み138円

内容量:55g

1gあたりの価格:約2.50円

単品での満足度:★★★★☆

おいしさ:★★★★☆

本格味度:★★★★☆

続いて湖池屋の『湖池屋ストロング 濃サワークリームオニオン』をセレクト。

カルビーの商品よりも約30円も高い138円で、内容量は1g少ない55gです。

1gあたりの価格はグッと上がり、約2.5円になりますが、『濃サワークリームオニオン』というパワー重視のような味付けに期待できます。

ポテチの見た目や歯ごたえはカルビーと、さほど変わらない印象ですが、味付けに違いが。というのも同商品のほうがやや酸味が強くて、クセになる後味を演出してくれます。

パワー全開と思いきや、上品な味わいになっており、濃い味付けなのに不思議と飽きがこないテイストです。

意外とカルビーのほうが『味付けの火力』に力を入れている印象で、湖池屋はややリッチ感、本格感が上回っているように感じました。

このリッチ感を出すために価格がやや高くなっていると考えれば、決してマイナスの出費ではありません。

価格の安さを取るか、リッチ感の味付けを取るか、このあたりの選定基準はその時の気分や好みで分かれると思います。

プリングルズ 『サワークリーム&オニオン』

【プリングルズ 『サワークリーム&オニオン』】

価格:税込み235円

内容量:105g

1gあたりの価格:約2.23円

単品での満足度:★★★☆☆

おいしさ:★★★★☆

長く味わえる度:★★★★☆

最後はプリングルズの『サワークリーム&オニオン』。

プリングルズの中でも『サワークリーム&オニオン』は特に好評のようで、プリングルズのウェブサイトでは『プリングルズ不動の人気ナンバーワンフレーバー』とも紹介されています。

3商品の中でもっとも価格が高い235円で、1枚あたりの価格は約2.23円と、3商品中2番目の高さ。量が多い分、十分な食べ応えを期待できます。

気になる味付けですが、濃い味わいのサワークリーム&オニオンにもかかわらず、酸味や旨味は落ち着いている印象。

3商品の中でダントツにクセが控えめで、『食べやすさ』に特化しているように感じました。

ポテチの歯触りはしっとりとした食感。いわゆる『男飯』のような塩気重視ではなく、飽きずにおいしく食べ続けられるように工夫されている印象です。

袋タイプだと開封直後に完食を目指してしまいがちですが、ボトルタイプであれば好きなタイミングで食べられるのも嬉しいポイントですね。

3社のポテチ食べ比べした感想

3商品を食べ比べしてみて分かったことは、コスパ面だけで見ればカルビーに軍配が上がったといえそうです。

しかし価格が上がるのは、それだけほかの部分のポイントが加算されているからとも考えられるので、価格と量だけで判断するのはもったいないでしょう。

例えば湖池屋の場合はリッチ感を堪能できて、プリングルズは高品質の味わいを長く楽しめるというメリットがあります。

サワークリーム&オニオン味派の人は今回のレビューを参考にして、ポテチ選びに役立ててみてはいかがでしょうか。


[文/キジカク・構成/grape編集部]

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