ホイップ中に『黒いつぶつぶ』が…? 意外な正体に驚き! By - COLLY 公開:2025-02-13 更新:2025-02-14 お菓子 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 生クリームを泡立てていたら、黒いつぶつぶが発生してしまったことはありませんか。食べても大丈夫なのか、どうして発生してしまったのか、不安になりますよね。 当記事では、そんな『黒いつぶつぶ』の正体について解説します。正しい情報を知り、今後のお菓子作りに役立ててくださいね。 生クリームをホイップしたら『黒いつぶつぶ』が! これって何? 黒いつぶつぶの原因は一体何なのでしょうか。家庭用・業務用乳製品の製造販売を行う中沢乳業株式会社のウェブサイトによると、以下のように解説されています。 Q.ホイップしていたら黒いつぶつぶがでてきたのですが、これは何ですか? 食べても大丈夫ですか? A.ステンレス製のボウルと泡立て器の「こすれ」によって発生することがあります。 この黒い粒は、ステンレスの表面にできた酸化被膜が削れたものになります。 ナカザワ ーより引用 酸化被膜とは、金属の表面が空気に触れたことで生まれるもので、サビを防ぐためのものだそう。 生クリームをステンレス製のボウルに入れて泡立てた際、泡立て器とのこすれによって剥がれ、『黒いつぶつぶ』となります。 「ボウルから剝がれたってことは食べ物じゃない…もう生クリームは食べないほうがいい?」と不安になりますが、ごく少量であれば人体に悪影響はないとのこと。 クリーム全体に広がっているような場合は、避けたほうがいいでしょう。 ホイップクリーム内の『黒いつぶつぶ』を防ぐには 少量なら人体に影響はないと聞いても、せっかくのホイップクリームは真っ白に仕上げたいもの。以下の注意点を参考に、酸化被膜が剥がれないように泡立てましょう。 ・ボウルはステンレスではなくガラスやホーロー、プラスチック製のものにする。 ・ボウルと泡立て器が当たらないようにホイップをする ・ステンレス製のボウルや泡立て器はやわらかいスポンジを使って洗い、タワシやメラミンスポンジは使用しない。 ホイップクリームを泡立てやすくする方法は? 短時間でできる? ※写真はイメージ 黒いつぶつぶを発生させないためには、ボウルと泡立て器が当たらないようにホイップすることが大切。 とはいえ、「しっかり泡立てたい」と思うと、焦って泡立て器を動かしてしまいがちです。 ていねいに泡立て器を動かしながらも、素早くホイップするには『温度管理』に注目してみましょう。 生クリームは3~6℃に冷やしておくと、油脂が安定し、泡立てやすくなります。これは、低温のほうが脂肪球同士がくっ付く際に空気を抱き込みやすくなるためです。 より短時間で泡立てたい場合は、レモン果汁や酢を加えるのも効果的です。生クリーム200㎖に対して1%にあたる約2㎖のレモン果汁を加えると、泡立て時間が約3分の2に短縮ができます。 また、ジャムを加えると、ペクチンの働きで泡立ちが早くなるのだそう。ただし、レモン果汁を入れる場合もジャムを入れる場合も、味や色が変わるので注意しましょう。 ハンドミキサーを使用する際は、本体をボウルから離さないようにし、最初は低速で泡立てるのがポイントです。飛び散りを防ぎながら、徐々に高速に切り替えることで、きれいに泡立てられます。 当記事では、ホイップクリームに発生する黒いつぶつぶの原因について解説しました。上手に泡立てる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしながらお菓子作りをしてみてくださいね。 [文・構成/grape編集部] クリアファイルに付箋を入れて… できたものに「一石二鳥ですね!」付箋の意外な活用法を3つ、紹介していました。 着なくなった服を、母親に渡すと… 「オシャレすぎん?」「こうなりたい」『はる。』さんが、次女の服を譲り受けたとXにコメントし、コーディネートを投稿。鮮やかな着こなしが話題になりました。 出典 ナカザワ Share Post LINE はてな コメント
生クリームを泡立てていたら、黒いつぶつぶが発生してしまったことはありませんか。食べても大丈夫なのか、どうして発生してしまったのか、不安になりますよね。
当記事では、そんな『黒いつぶつぶ』の正体について解説します。正しい情報を知り、今後のお菓子作りに役立ててくださいね。
生クリームをホイップしたら『黒いつぶつぶ』が! これって何?
黒いつぶつぶの原因は一体何なのでしょうか。家庭用・業務用乳製品の製造販売を行う中沢乳業株式会社のウェブサイトによると、以下のように解説されています。
酸化被膜とは、金属の表面が空気に触れたことで生まれるもので、サビを防ぐためのものだそう。
生クリームをステンレス製のボウルに入れて泡立てた際、泡立て器とのこすれによって剥がれ、『黒いつぶつぶ』となります。
「ボウルから剝がれたってことは食べ物じゃない…もう生クリームは食べないほうがいい?」と不安になりますが、ごく少量であれば人体に悪影響はないとのこと。
クリーム全体に広がっているような場合は、避けたほうがいいでしょう。
ホイップクリーム内の『黒いつぶつぶ』を防ぐには
少量なら人体に影響はないと聞いても、せっかくのホイップクリームは真っ白に仕上げたいもの。以下の注意点を参考に、酸化被膜が剥がれないように泡立てましょう。
・ボウルはステンレスではなくガラスやホーロー、プラスチック製のものにする。
・ボウルと泡立て器が当たらないようにホイップをする
・ステンレス製のボウルや泡立て器はやわらかいスポンジを使って洗い、タワシやメラミンスポンジは使用しない。
ホイップクリームを泡立てやすくする方法は? 短時間でできる?
※写真はイメージ
黒いつぶつぶを発生させないためには、ボウルと泡立て器が当たらないようにホイップすることが大切。
とはいえ、「しっかり泡立てたい」と思うと、焦って泡立て器を動かしてしまいがちです。
ていねいに泡立て器を動かしながらも、素早くホイップするには『温度管理』に注目してみましょう。
生クリームは3~6℃に冷やしておくと、油脂が安定し、泡立てやすくなります。これは、低温のほうが脂肪球同士がくっ付く際に空気を抱き込みやすくなるためです。
より短時間で泡立てたい場合は、レモン果汁や酢を加えるのも効果的です。生クリーム200㎖に対して1%にあたる約2㎖のレモン果汁を加えると、泡立て時間が約3分の2に短縮ができます。
また、ジャムを加えると、ペクチンの働きで泡立ちが早くなるのだそう。ただし、レモン果汁を入れる場合もジャムを入れる場合も、味や色が変わるので注意しましょう。
ハンドミキサーを使用する際は、本体をボウルから離さないようにし、最初は低速で泡立てるのがポイントです。飛び散りを防ぎながら、徐々に高速に切り替えることで、きれいに泡立てられます。
当記事では、ホイップクリームに発生する黒いつぶつぶの原因について解説しました。上手に泡立てる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしながらお菓子作りをしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]